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中國で輸入冷凍食品から新型コロナウイルスが相次いで検出された。ロイター通信は「中國のコロナ起源説を否定する情報の拡散を続けている」と報じた。
中國で輸入冷凍食品から新型コロナウイルスが相次いで検出され、政府は輸入を一時停止したり、全面消毒を義務(wù)付けたりして警戒を呼び掛けている。ロイター通信は「中國のコロナ起源説を否定する情報の拡散を続けている」と報じた。世界保健機関(WHO)は中國側(cè)の主張に否定的だ。
中國ではアルゼンチン産牛肉(江蘇省南京市)、ブラジル産牛肉(武漢市)、マレーシア産タチウオ(山東省臨沂市)など輸入冷凍食品の主に包裝からコロナウイルスを検出したとの発表が11月だけでも30件近くに上った。6月に北京市で広がった感染「第2波」についても市の研究員らが「卸売市場で処理された輸入冷凍サーモンが感染源だった可能性が極めて高い」との分析結(jié)果を公表した。
中國疾病予防コントロールセンターの専門家は中國紙に対し、「武漢の感染も最初は海鮮市場で始まった。輸入された水産品が引き起こした可能性もある」と指摘した。
こうした中、ロイター通信は「中國は國営メディアを使って『コロナの起源は中國』との見方を否定する情報の拡散を続けている。ウイルスは昨年終盤に武漢の海鮮市場で確認(rèn)されたが、それより前に海外に存在していたという言い分だ」と報道?!竾鴥?nèi)の科學(xué)論文なども、従來考えられていたよりも早く歐州でウイルスが出現(xiàn)していたと説明し、これを中國発でコロナが広がったとは言えない可能性の証拠としている」などと伝えた。
ロイター通信によると、11月25日には中國共産黨機関紙の人民日報がフェイスブックに「新型コロナ感染癥の始まりは武漢ではなかった。輸入された冷凍食品とその包裝部分に由來しているのではないか」とする専門家の見解を投稿した。人民日報系の環(huán)球時報も、新型コロナは中國外が起源だとする説を積極的に広めているとした。
かつて中國疾病対策センターで疫病分析部門トップだった研究者は、24日付の環(huán)球時報で「いつ、どこでウイルスの拡散が始まったのか。ウイルスの追跡ですべて解明できるわけではないが、武漢で検出される以前に、複數(shù)の場所で同時に存在していた可能性は極めて大きい」と言及?!肝錆hで最初に見つかったことはむしろ、中國の感染癥予防體制の強固さを証明するもので、2002、03年のSARS(重癥急性呼吸器癥候群)流行への対応で培われた」とも強調(diào)した。
これに対し、WHOで緊急事態(tài)対応を統(tǒng)括するマイク?ライアン氏は27日の記者會見で「中國が発生源でないというのは不確かな推測だ」と言明。海外から中國にウイルスが流入したとの見方にくぎを刺した。(編集/日向)
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