新型コロナウイルス感染癥が全世界で猛威を振るう中、米誌ニューズウィークは「特効薬なき対コロナ戦爭、世界は中國の『覚悟』に學(xué)ぶべき」と題する記事を掲載した。記事は「特効薬がないからこそ、政府の指導(dǎo)力、ガバナンス（統(tǒng)治）、そして社會(huì)の連帯が問われる」と強(qiáng)調(diào)した。

記事の筆者は感染癥専門醫(yī)でバイオ技術(shù)起業(yè)家でもあるウィリアム?ヘーゼルタイン氏。この中で同氏は「感染癥の抑制には四つの條件が必要だ。政府の指導(dǎo)力、ガバナンス、社會(huì)の連帯、醫(yī)療戦略である。大半の國が最初の三つでつまずいたことを考えれば、コロナは2021年も私たちを悩ませ続ける」と述べた。

醫(yī)療戦略については「専門家たちが全力を盡くしていることは確かだ」としながらも、「それでも流行を収束させるだけの効果がある安全なワクチンや治療法が21年末までに開発される可能性は極めて低い」と疑問視?！附瘠ⅳ肭閳?bào)から判斷するなら、現(xiàn)在開発中のワクチンは感染を予防し、一生にわたり持続する免疫を提供する効果を持ち得ない。せいぜい癥狀を抑え、重癥化するケースを最小限にとどめる程度だろう」とみている。

中國が果たした役割に関しては「湖北省の省都?武漢で最初の死者が報(bào)告されてから2、3週間のうちに、習(xí)近平國家主席は武漢のロックダウン（都市封鎖）を?qū)g施した」と言及?！缸∶瘠耸型猡丐我苿?dòng)を禁止し、外出を厳しく制限した。中國はマスク著用やソーシャルディスタンス（社會(huì)的距離）の確保、自主隔離の義務(wù)化などのごく一般的な措置により、わずか2週間で新規(guī)感染者を半減させられることを示した」と続けた。

記事は「中國が成功した要因を全體主義に求める見方が多いが、それは違う」と斷言?！笡Qめ手となるのは國の統(tǒng)治制度ではなく、経済への短期的な打撃や日常生活に多少の不便を招いても市民の安全を守るという指導(dǎo)者の覚悟だ」とし、「その証拠に活気ある民主主義國家のニュージーランドやオーストラリアも大膽で力強(qiáng)い政治的決斷によって新規(guī)感染者をほぼゼロにした」と評価した。

その上で「中國政府は初期対応で幾つか重大な判斷ミスも犯したが、一つ正しいこともした。それは新型コロナが空気中を漂う性質(zhì)を持つ伝染性のあるウイルスであり、思い切った措置を迅速に取らなければ抑えられないと世界に警告したことだ」と指摘?！袱饯尉妞驘o視した國が経済的にも人命に関しても最大の打撃を受けている。一方で感染拡大を抑制するために社會(huì)が団結(jié)した國は、経済活動(dòng)の再開にこぎ著けている」と論じた。（編集/日向）