韓國で大學進學は超々難関…背景に社會の歪み、わが國にも同様の現(xiàn)象―中國メディア

Record China    2020年10月23日(金) 23時20分

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中國メディアの新浪網は「韓國の大學入試はどれだけ厳しい? 毎日4時間だけの睡眠だったら、希望の大學に合格するかも」と題する文章を掲載した。背景には教育資源の不均等があり、自國も同様の狀態(tài)と論じた。

中國メディアの新浪網は20日、「韓國の大學入試はどれだけ厳しい? 毎日4時間だけの睡眠だったら、希望の大學に合格するかも」と題する文章を掲載した。大學進學が難しいのは中國と同様またはそれ以上で、その背後には「教育資源の不均等」など、社會全體の問題があると主張した。

日本でもかつて、大學入試は「四當五落」(毎日4時間の睡眠ならば合格できるが、5時間も寢ていたら落ちる)などと言われた。日本の「四當五落」は、やや誇張した言い方だったが、新浪網掲載の文章は、韓國では「四當五落」がまさに文字通り、受験生の実態(tài)と紹介した。睡眠時間は可能な限り削って1日に12時間も勉強をしている中學生もいるという。

受験に備えるためには、「先取り勉強」が有効だとされる。日本でも中高一貫の進學校では、例えば數(shù)學などについて、中學1年生の段階で授業(yè)を2年生の分まで終わらせてしまい、その後も通常の課程と比べれば1年分を前倒しで學習し、高校3年生になれば1年をかけて「大學受験數(shù)學」を學習させることはある。

しかし韓國の狀況はそれどころではなく、同國政府によれば、高校生の少なくとも8%は、小學校の時代から高校の課程で勉強する內容を學び始めていたことが分かったという。しかも、「異?!工趣庋预à雽W習速度は韓國において、徐々に「普遍的現(xiàn)実」になりつつあるという。

韓國で「受験戦爭」が過熱を続ける背景には、名門とされる大學がソウルなどの大都市に集中していることがある。裕福な家庭ならば、自國の「受験戦爭」を回避して海外に留學する方法もあるが、地方には裕福な家庭が少なく、大都會の名門大學に入學することが「人生で最大のチャンス」ということになってしまう。

文章は後半部分で、「わが國(中國)の大學受験も同様」と指摘して自國の狀況を論じた。中國ではこのところ、教育改革が進められているが、それでも教育資源の不均衡や受験勉強が過度に厳しい狀況は、韓國の狀況と「さほどの距離があるわけではない」と指摘した。

文章はさらに、中國では過熱した受験戦爭により、深刻な弊害が発生していると指摘。地方出身で努力に努力を重ねて名門大學に合格した學生が、入學後にはさまざまな遊びなどを覚えてしまい、學習意欲をなくしてしまう。その結果、年限通りに卒業(yè)できなくなり、さまざまな重圧に耐えられなくなって「極端な方法」を取ってしまうなどの悲劇が発生しているという。

また、運よく卒業(yè)できたとしても、実力面で問題があるためによい就職先を得ることができずに、結果として屈折した精神狀態(tài)で故郷に戻り、小中學生に勉強を教える「田舎の先生」として生きていくしかなくなるケースもあるという。

文章はまた、地方在住の課程では親にも問題があると主張。大學に進學しさえすれば「生涯にわたって食べることに心配せずにすむ」と、まるで人生のゴールであるように考えてしまう現(xiàn)象だ。そのような家庭に育った子が、大學に入ってから「脫落」してしまうという。

一方、大都會で育った子は、さまざまなことを見聞きした経験があり、自分が育った家庭よりも「よりよい生活」が存在していることも知っているので、大學生活は「一つのステップ」との認識がある。そのため、入學後も勉強に勵んで、卒業(yè)後もよりよい進路を得られるという。

文章は最後の部分で、「大學入試は本來、人材を區(qū)分する一つの試験にすぎないが、最近は大學入試こそが人生を決める最大の試験」との風潮が強まっているとして、改めて深く考えるべき問題だと主張した。(翻訳?編集/如月隼人

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