2020年10月15日、韓國?マネートゥデイは、ドイツのベルリンに設(shè)置された慰安婦像が撤去の危機を迎えている中で「世界の慰安婦像にも関心が集まっている」と伝えている。

韓國の元慰安婦支援団體「正義記憶連帯」によると、現(xiàn)在までに確認されている慰安婦関連の銅像や石碑は米國に15點、フィリピンに4點、日本に4點、ドイツに3點、豪州に2點、中國に2點、香港に1點、カナダに1點、臺灣に1點で計33點ある。そのうち慰安婦像は13點で、6點は米國に設(shè)置されており、大半が海外の韓國系市民団體の主導(dǎo)により設(shè)置されたという。

米國で初めて設(shè)置された慰安婦像は、米カリフォルニア州グレンデール市立公園內(nèi)の公立図書館前の庭にある。2013年7月30日に同州米韓フォーラムが主體となって設(shè)置された。この像をめぐっては日本の市民団體が2014年2月にロサンゼルス（LA）連邦地裁に撤去訴訟を起こしたが、敗訴している。この他にも、日本の政府や市民団體による慰安婦像撤去の試みは世界各地で相次いでいるという。

現(xiàn)在撤去論爭が起きているのは、先月にドイツ?ベルリンで初めて公共の敷地內(nèi)に設(shè)置された慰安婦像。ベルリン市ミッテ區(qū)は先月末、この慰安婦像を今月14日までに撤去するよう公文書を送ったが、設(shè)置したドイツの民間団體「コリア協(xié)議會」が反発し、撤去は一時保留となっている。

これを受け、韓國のネット上では「われわれはもっと世界に設(shè)置して慰安婦の事実を広めるべき」「韓國アイドルが日本にある石碑の前で祖國のためにコンサートするのはどう？」などの聲が上がっている。

また「慰安婦被害者追悼を妨害するなんて、日本の心はゆがんでいる」「歴史を否定し歪曲（わいきょく）するのは、自らの過ちを認めてるも同じ」「反省することなく歴史を消そうとする民族が栄えるわけない」など日本への厳しい聲も。

一方で、昨今の元慰安婦支援団體をめぐる不正問題と関連して「今や慰安婦像は『慰安婦で金もうけ』との意味になってしまった」「これ以上韓國人の愛國心に頼って慰安婦像をブランド化しないで」との指摘も出ている。（翻訳?編集/松村）