2020年10月10日、米華字メディア?多維新聞は、今年のスマホ市場(chǎng)でサムスンが最大の負(fù)け組になると伝えた。

記事は、今年のスマートフォン市場(chǎng)は、昨年と比べると多くのブランドで出荷臺(tái)數(shù)が減少していると指摘。中でもサムスンは3500萬(wàn)臺(tái)減と下げ幅が最大になったと伝えた。

サムスンの業(yè)績(jī)が悪化した最大の要因について、中國(guó)?新浪は「今年に入ってからサムスンは販売チャネルを世界範(fàn)囲で狹め、販売チャネルの利益が悪化した」と報(bào)じていると記事は紹介。サムスンがこの方法を取ったのは、ライバルの華為技術(shù)（ファーウェイ）が市場(chǎng)から締め出されることで販売チャネルからより多くの利益を得たいと考えていたためだという。

しかし、「ファーウェイが抜けた所に中國(guó)メーカーの小米やOPPO、VIVOなどが入り、これらのメーカーが販売チャネルの良いパートナーとなったため、サムスンはチャンスを逃した」と記事は説明。また、「サムスンはオフライン販売を重視した結(jié)果、新型コロナウイルスの流行期間中の販売が停滯してしまった」としている。

市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社Canalysの発表によると、今年第2四半期はこれまで8年連続スマホ販売臺(tái)數(shù)1位だったサムスンが2位に転落し、出荷臺(tái)數(shù)は前年同期比30％減の5370萬(wàn)臺(tái)にとどまった。

このほか、今年第2四半期の財(cái)務(wù)報(bào)告によると、サムスンの利益はその大部分が半導(dǎo)體部門のおかげだったと記事は指摘。スマホ市場(chǎng)が低迷する中でサムスンの収入の柱となっているという。ファーウェイの生産量が減少し、他のスマホメーカーにシェアが回ってきているが、ファーウェイの半導(dǎo)體需要は巨大であったため、ロイター通信は半導(dǎo)體業(yè)界全體がこの先大量の在庫(kù)を抱える可能性について伝えている。

これについて記事は、「スマホ市場(chǎng)での業(yè)績(jī)不振に加え、半導(dǎo)體製品の將來(lái)も明るくはないため、サムスンが將來(lái)的にどの業(yè)務(wù)に重點(diǎn)を移すかが注目される」としている。（翻訳?編集/山中）