韓國(guó)で2008年に起きた8歳女児への性的暴行事件をめぐり、中國(guó)メディアの紅星新聞は10日、「12年の懲役が科せられたチョ?ドゥスン受刑者が3カ月後に刑期満了で出所するのを前に、韓國(guó)社會(huì)の不安が高まっている」と報(bào)じた。

京畿道安山市で起きたこの事件は當(dāng)時(shí)酒に酔っていた受刑者が女児に性的暴行を加えて重傷を負(fù)わせたというもので、懲役12年という判決は韓國(guó)社會(huì)に論爭(zhēng)を巻き起こした。13年には事件をベースにした映畫「ソウォン/願(yuàn)い」が公開(kāi)され、同作品は韓國(guó)?青龍映畫賞の最優(yōu)秀作品賞などに選ばれている。

記事が韓國(guó)メディアの報(bào)道として伝えたところによると、チョ受刑者は12月13日に出所する見(jiàn)通しで、今は再犯防止に向けた150時(shí)間にわたる集中心理治療を受けている。出所後5年間は個(gè)人情報(bào)がネットで公開(kāi)されるほか、GPS機(jī)能が付いた足輪を7年間裝著することが義務(wù)付けられる。17年と18年に400時(shí)間の基本教育などを、また18年7月には再犯の危険性が高い性暴力犯を?qū)澫螭趣工胄睦碇委煠蚴埭堡皮い毪匹攻趣扦稀冈俜弗辚攻细撙ぁ工趣谓Y(jié)果が示されており、現(xiàn)在の集中治療はそうしたリスクを低減させることが目的という。

ただ、この対応も韓國(guó)社會(huì)の懸念を拭えてはおらず、記事は「國(guó)民の不安や恐怖は日々高まっている」と指摘。以前、大統(tǒng)領(lǐng)府のサイトに寄せられた出所阻止を訴える請(qǐng)願(yuàn)が數(shù)十萬(wàn)人の支持を集めたことなどに言及した上で、「人々の憤りの下、再犯を心配する聲はますます大きくなっている。一部ネットユーザーからは『足輪裝著に期限を付けるべきではない』との聲が上がった」と伝えた。

記事はまた、「出所反対に関する請(qǐng)願(yuàn)は後を絶たないが、それはできない。このため韓國(guó)法務(wù)部は9日、チョ受刑者に1対1の管理を?qū)g施するプランを公表した」とも報(bào)じている。（翻訳?編集/野谷）