2020年9月8日、鳳凰網(wǎng)は、中國がレアアースの輸出を大幅に減らす中、歐米諸國が対策を急いでいると報(bào)じた。

記事は、昨年米國が輸入したレアアースの80％が中國からだったとした上で、中國稅関総署の統(tǒng)計(jì)として今年7月の中國のレアアース輸出量が前年同期比で69．1％減と大きく減少したことを紹介。歐米諸國では、レアアースの対中依存を減らすべく、自國や域內(nèi)でのレアアース生産量を高める計(jì)畫を打ち出しているとした。

そして、歐州委員會は年內(nèi)にレアアースの供給確保に向けた連合を創(chuàng)設(shè)することを表明したほか、米國でもクルーズ上院議員が5月に法案を出したのに続き、今月に入って下院議員2人がレアアースの依存度軽減を目指す法案を提出したと伝え、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)も國防総省に対してレアアース材料の生産を強(qiáng)化するよう指示したと伝えている。

一方で、「生産量は増やそうと思ってすぐ増やせるものではなく、先進(jìn)諸國には多くの障害が待ち受けている」とし、歐米諸國が関連技術(shù)や設(shè)備を手に入れるまでにはさらに時(shí)間がかかるほか、採掘に當(dāng)たっての環(huán)境保護(hù)問題にも取り組む必要があるとした。（翻訳?編集/川尻）