2020年7月30日、韓國?中央日報(bào)は、韓國のある中學(xué)校の試験に韓國政府が最近発表した「韓國版ニューディール政策」に関する問題が登場したが、保護(hù)者らから「露骨に文政権を美化している」と不満の聲が上がっていると報(bào)じた。

記事によると、京畿道金浦市にある中學(xué)校で最近、3年生の期末試験の社會科の問題として文在寅（ムン?ジェイン）政権の「韓國版ニューディール」事業(yè)の內(nèi)容を掲載したニュース記事が使われた。記事と共に文大統(tǒng)領(lǐng)の寫真も掲載されていたという。

記事の主な內(nèi)容は「文大統(tǒng)領(lǐng)は『不平等の解消と包容社會への転換は大韓民國大転換の前提條件だ』として『韓國版ニューディールは大韓民國の新たな社會契約だ』と強(qiáng)調(diào)した。文大統(tǒng)領(lǐng)は『財(cái)政支出を拡大し、未來に向け投資する。政府が積極的に新たな雇用創(chuàng)出に乗り出す』とし、『現(xiàn)政権中に國民は変化を?qū)g感するだろう』と述べた」というもの。

これに対する設(shè)問は1つ目が「これにおける文大統(tǒng)領(lǐng)の役割は？」で、回答は「1．戒厳を宣布する」「2．憲法機(jī)関を構(gòu)成する」「3．予算案を?qū)徸hして議決する」「4．外國との條約を結(jié)んで使節(jié)を迎える」「5．公益の実現(xiàn)と國民の幸福のため行政部を指揮?監(jiān)督する」の中から選択する。2つ目は「財(cái)政支出について最も適切に理解しているものは？」で、回答は「1．國ごとに資源の保有狀態(tài)が違うために生じる」「2．GDPが減少して韓國経済規(guī)模が減少する」「3．積極的な財(cái)政支出は物価の安定に効果的だ」「4．失業(yè)が減り、雇用を安定させる政策」「5．投資と消費(fèi)を委縮させ、供給量を減少させる」の中から選択する。正解は1つ目が5番、2つ目が4番だったという。

しかし、これに一部の保護(hù)者からは「政府の政策をPRし、文大統(tǒng)領(lǐng)を美化している」「回答の選択肢を一方的に提示することで注入式教育になる可能性がある」「財(cái)政支出という用語の意味と波及効果?副作用などを総合的に判斷する中學(xué)生がどれほどいるのか疑問だ」などとして抗議の電話が寄せられたという。

韓國のネット上にも「教育を現(xiàn)実の政治に利用するなんて」「北朝鮮を見ているよう」「國がおかしくなっている。軍事獨(dú)裁時代にしていたことを21世紀(jì)に？」「たった1カ月前のことを試験問題に入れるとは…」など批判的な聲が數(shù)多く上がっている。一方、一部からは「政府の政策を?qū)W校で學(xué)ぶことがなぜ問題になる？」「どこが美化？ただの時事問題」と反論する聲も出ている。

これに対し、學(xué)校側(cè)は「試験問題は社會科の教科書の內(nèi)容に沿って大統(tǒng)領(lǐng)の役割を質(zhì)問したもの。問題が難し過ぎると生徒が困惑するので現(xiàn)在の狀況を織り交ぜるために最近のニュースを使用した」と説明。財(cái)政支出についても「教科書に登場する用語だ」と説明したという。（翻訳?編集/堂本）