歴史と現(xiàn)代が融合する都市?西安

▼西安城壁（撮影?袁蒙）

【その他の寫真】

西安の城壁は、中國(guó)で最も古い歴史を誇り、スケールが最も大きく、最も保存狀態(tài)が良い古代の城壁。その全長(zhǎng)は13．7キロで、14世紀(jì)に明の初代皇帝?洪武帝が統(tǒng)治している時(shí)代に、軍事防御システムとして建設(shè)が始まり、その後、何度も修繕、増築されてきた。その城壁は、歴代13王朝が都を置いた古都?西安の誇りとして輝きを放っている。

▼しとしとと雨が降る華清宮（撮影?寇傑）

西安市臨潼區(qū)にある華清宮は、溫泉や古代建築物が集まる建築群で、唐の玄宗と楊貴妃のロマンチックな戀愛(ài)の舞臺(tái)となったことで知られる。

▼秦始皇帝陵博物院（撮影?袁蒙）

「世界八番目の不思議」と呼ばれる「兵馬俑」は、死者の墓に副葬される明器の一種で、人や馬を原寸大でかたどった俑が埋納されている。それを通して、世界の人々は中國(guó)古代の初代皇帝?秦始皇の軍隊(duì)を目にすることができる。兵士や馬、戦車などの俑があり、うち兵士は8000體以上、戦車は130臺(tái)、馬は520頭、騎兵は150體ある。1987年9月、フランスのジャック?シラク當(dāng)時(shí)大統(tǒng)領(lǐng)は、兵馬俑について、「世界には七不思議があるが、秦の兵馬俑の発見(jiàn)は八番目の不思議と言える。ピラミッドを見(jiàn)たことがなければ、エジプトに行ったことがあるとは言えず、兵馬俑を見(jiàn)たことがなければ中國(guó)に行ったことがあるとは言えない」と語(yǔ)った。

▼秦嶺山脈の驪山の夏を彩る可憐な花（撮影?袁蒙）

豊かな歴史だけなく、西安には息をのむような美しい自然の景色も広がる。西安市の南を東西に走る秦嶺山脈は、豊富な地質(zhì)遺跡があり、雄大な風(fēng)景が広がり、多種多様な生物が生息している。その素晴らしい環(huán)境と、豊かな歴史文化を一目見(jiàn)ようと、世界各地から學(xué)者や観光客が訪れる。

▼伝統(tǒng)的な西安の名物グルメ?ビャンビャン麺（撮影?袁蒙）

西安の人々は小麥粉を使った食べ物を好むことで知られている。なかでも最も有名で、人気なのがビャンビャン麺。長(zhǎng)く、太く、まるでベルトのような麺であるため「陝西省の八不思議」に挙げられ、唐辛子などをかけて食べる?！弗鹰悭蟆工讼喈?dāng)する漢字は非常に複雑で、その畫數(shù)はなんと58畫。パソコンでも漢字入力することができないため、中國(guó)でも「biangbiang麺」と表記されるのがほとんどだ。

▼西安港を出発する國(guó)際定期貨物列車「中歐班列」（撮影?袁蒙）

西安は古代シルクロードの起點(diǎn)で、現(xiàn)在は重要な國(guó)際貿(mào)易センター。西安は中國(guó)西北地區(qū)の重要な交通ターミナルで、位置的優(yōu)位性を誇る西安港にある西安港國(guó)際集■センター（■はてへんに弁）に、中國(guó)各地から貨物が集まり、國(guó)際定期貨物列車「中歐班列?長(zhǎng)安號(hào)」に乗せられて歐州各國(guó)に輸送される。今年上半期、「長(zhǎng)安號(hào)」は、前年同期比で2倍の合わせて1667本運(yùn)行し、輸送貨物の重さは同比1．9倍の合わせて130萬(wàn)1000トンに達(dá)した。最先端の鉄道ネットワークが、西安を14カ國(guó)と結(jié)び、中國(guó)の新たな商業(yè)の中心地となっている。

▼大唐不夜城（Grand Tang Mall）で伝統(tǒng)衣裝を著た女性パフォーマー（撮影?袁蒙）

西安市の南の郊外にある大雁塔南広場(chǎng)の南側(cè)にある大唐不夜城（Grand Tang Mall）は、唐の時(shí)代の雰囲気が漂う商業(yè)娯楽エリアで、パフォーマンスやライトアップショーを通して、古都?西安のかつての繁栄を體験することができる。

▼西影電影（映畫）博物館 (撮影?寇傑）

西安は中國(guó)でも有名な文化の中心地だ。西部電影集団（前身は西安電影制片廠）は、1958年に創(chuàng)立された映畫製作會(huì)社で、中國(guó)6大映畫グループの一つ。これまでに、映畫?ドキュメンタリー300作品以上、ドラマ180作品以上を製作してきた。同社の作品は何度も國(guó)際舞臺(tái)で披露され、これまでに、ベルリン國(guó)際映畫祭のコンペティション部門における最優(yōu)秀作品賞?金熊賞を含む70以上の國(guó)際的な賞を受賞してきた。中國(guó)の物語(yǔ)は、西安から始まり、世界へ発信されていると言える。

▼西安の唐代テイストの文化クリエイティブグッズ（撮影?袁蒙）

西安は、創(chuàng)造力と想像力にあふれた都市でもある。長(zhǎng)い歴史、多種多様な文化を誇る西安の文化クリエイティブ産業(yè)は、新星のごとく現(xiàn)れた。クリエイティブデザインやゲーム、アニメ、エレクトロニック?スポーツ（eスポーツ)は、西安の新たな経済的柱となっている。西安市政府が最近発表した計(jì)畫によると、今年、同市は文化観光関連の23プロジェクトに合わせて137億元（1元は約15．3円）を投じる計(jì)畫だ。（編集KN）