<コラム>離れられない!中國(guó)?韓國(guó)?北朝鮮と臺(tái)灣

石川希理    2020年6月29日(月) 22時(shí)20分

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大陸は移動(dòng)するから、何億年か経つと、ハワイが日本にぶつかるかも知れない。フィリピンが近づいてくるかも知れない。

日本はこの地域から離れられない。

「何億年か経つと、離れているか、なくなっているかなあ、ワン!」

吾輩はワンをぎろりと橫目で見(jiàn)た。姿が見(jiàn)え、聲が聞こえ、臭いがしているのだが、果たして実在しているのか?認(rèn)知癥のせいなのか?はたまた、幽霊犬なのか?エイリアンか?ま、まあ柴犬みたいで、可愛(ài)い気もするから、こだわらないでおこう。

「すんまワン」

ワンの言うとおり、大陸は移動(dòng)するから、何億年か経つと、ハワイが日本にぶつかるかも知れない。フィリピンが近づいてくるかも知れない。なにより、それまでに日本は二つに裂けて沈沒(méi)しているかも知れない。

(ふむ…、このワン、エライ奴かも知れない…、なるほど、大きな大きな時(shí)間軸や空間概念で見(jiàn)ると、われわれは一瞬の中に生きている。 かな?しかし、実在はしている…ふむ、哲學(xué)的だなあ)

いけない。妄想だ。

私の生きている時(shí)間はあと50年である。(うふふ…)

「世界最高齢でんな」

ワンを無(wú)視して続ける。

「あ、かなワンなあ。無(wú)視でっか…、ワ、ワーン」

100年や1000年、10000年のスパンでは、日本はここから離れられない。引っ越しも出來(lái)ない。お互い、隣の家に嫌な奴がいたら、無(wú)視したり、引っ越したりするのが無(wú)難である。喧嘩はろくなことにならない。

しかし、個(gè)人の家のようにはいかない。引っ越しは出來(lái)ない。無(wú)視も難しい。経済的に不可分である。特に中國(guó)と離れると、いまの日本の経済水準(zhǔn)の維持が難しくなる。不景気になり、若者は仕事が無(wú)く、希望もなくなる。

「喧嘩」となると、小競(jìng)り合いくらいはあったとしても、本格的な戦爭(zhēng)になると「血」が流れる。これはどことも避けないといけない。

第二次大戦から本格的に戦爭(zhēng)は総力戦になった。総力戦というのは陸空海の軍事力のみならず、國(guó)全體、國(guó)民総てが、戦うと言うことである。18歳以上の男子は徴兵、いや近年では女子もその対象となる可能性がある。第二次大戦の末期の日本では40歳くらいでも兵隊(duì)にしていった。まあ、40も半ばになると銃を擔(dān)いで走れないのだが、そんな事は言っていられない。

戦時(shí)國(guó)債は、今回のコロナどころでないほど発行され、財(cái)政は破綻する。仕事を選ぶことも出來(lái)なくなる。もちろん言論の自由とか、政治活動(dòng)の自由もなくなる。健康保険も年金も、ドンドン値上げされる。物価は統(tǒng)制され、米は配給制になる。

自由な「お笑い」も內(nèi)容が規(guī)制され、「風(fēng)の谷のナウシカ」は販売?上映禁止となるかも知れない。戀人が公園で寄り添うことも白い目で見(jiàn)られる。もちろん「戀愛(ài)」を唄う歌などは「國(guó)難」の折から、浮かれるなと、止められるだろう。

さすがに第二次大戦の時(shí)のように、敵國(guó)語(yǔ)「英語(yǔ)」禁止、今回は近隣諸國(guó)の言語(yǔ)禁止とはならないだろうが、文化的なものは止められるに違いない。韓國(guó)ドラマも、『レッドクリフ』も見(jiàn)られない。

「ご主人はん」

「ん?」

「そないなるまえに片がつくのと違いまっか」

「コ、コホン! エライ! ワン!」

現(xiàn)代戦では圧倒的な軍事力で、短期日で勝敗が決まると思われる。もし核兵器が使われれば、それこそ第三次大戦の引き金になる。使われていれば我が國(guó)はなくなっている。

中國(guó)の體制は共産主義だが、解放改革から、資本主義的手法で、高度経済成長(zhǎng)をしている。我が國(guó)も付き合い始めると、貿(mào)易では中國(guó)が第1位となった。

コロナで生産拠點(diǎn)を移す動(dòng)きもある。危機(jī)の分散ではいいだろうが、14億の消費(fèi)経済にはなかなか代わる地域はない。なにせ隣だ。我々が豊かな生活をしている因の大きな部分である。

韓國(guó)と臺(tái)灣は、同じ併合をした國(guó)なのに、日本に対する人々の反応は正反対だ。経済的結(jié)びつきは強(qiáng)いけれども。中國(guó)ほど巨大ではない。

北朝鮮は中國(guó)と同じ共産主義(社會(huì)主義)國(guó)家だが、北朝鮮は完璧な獨(dú)裁或いは全體主義的な國(guó)だ。法治國(guó)家なのだろうけれども、アフリカの「獨(dú)裁者」によって治められているのに近い様な気がする。

もちろん北朝鮮は、中國(guó)とは、極端に経済的成熟度が異なり、低い。中國(guó)は、軍事や鉱工業(yè)生産では、先進(jìn)國(guó)と肩をならべ、ある分野では最先端でもある。もちろん、統(tǒng)計(jì)自體が曖昧だが、月額1萬(wàn)5千円程度の人々が4割とも6割とも言われる。経済的に跛行していて、これを正すのが今後だが、コロナなどもあり難しい。國(guó)の転換點(diǎn)だろう。

北朝鮮は月額1萬(wàn)5千円の人々が…、という話ではない。軍でさえ食べられない。今年は餓死者も出始めているというから、同じ共産主義といっても、天地ほどの差がある。日本は拉致問(wèn)題もあり國(guó)交を斷っている。地理的には近いがまさに「近くて遠(yuǎn)い國(guó)」だろう。その北朝鮮では、核兵器と運(yùn)搬手段がほぼ完成していると言う。これは近くて安定していない國(guó)だから脅威である。

「ご主人はん」

「ん?」

「この東アジアというのも、ものすごう複雑な地域でんな」

「そやなあ」

「まあ、世界中見(jiàn)ても…、人間というのは難儀なもんでんな」

「人間だけと言うより、生き物すべてだろうねえ。総て、自己が生きたい、だから貪りという動(dòng)物本能から発している行為をする」

「あんさん、難しいこと考えてはるんでんな、さすがご主人はんや」

「そうか、イヒヒ、うひひ……」

「カナワン、ご主人はんや」

まあ、東アジアの國(guó)々とは、いずれにしても離れられないならば、「最低限淡々」とつきあうか、できれば仲良くつきあいたいものである。

■筆者プロフィール:石川希理

1947年神戸市生まれ。団塊世代の高齢者。板宿小學(xué)校?飛松中學(xué)校?星陵高校?神戸學(xué)院大學(xué)?仏教大學(xué)卒です。同窓生いるかな?小説?童話の創(chuàng)作と、善く死ぬために仏教の勉強(qiáng)と瞑想を10年ほどしています。明石市と西脇市の文蕓祭りの選者(それぞれ隨筆と児童文學(xué))をさせていただいています。孫の保育園への迎えは次世代への奉仕です。時(shí)折友人達(dá)などとお酒を飲むのが楽しみです。自宅ではほんの時(shí)折禁酒(笑)。中學(xué)教員から県や市の教育行政職、大學(xué)の準(zhǔn)教授?非常勤講師などをしてきました。児童文學(xué)のアンソロジー単行本數(shù)冊(cè)。小説の自家版文庫(kù)本など。「童話絵本の読み方とか、子どもへの與え方」「自分史の書き方」「人権問(wèn)題」「瞑想?仏教」などの講演會(huì)をしてきました。

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