新型コロナウイルス肺炎の感染拡大で世界の関心を集めた中國(guó)?湖北省。1月23日に世界で最初にロックダウンを?qū)g施した省都?武漢市で4月8日、実に2ヶ月半ぶりに封鎖措置が解除されました。これに伴い、全省での封鎖措置もすべて解除され、省內(nèi)は徐々に日常を取り戻しています。

【その他の寫真】

　旅行に行けるのはまだ先になりそうですが、映畫を通して湖北省の魅力を感じることならできます！この特別企畫では、湖北省內(nèi)各地でロケが行われた映畫作品をご紹介します。

File 3　被光抓走的人（Gone With The Light）

～ロケ地：湖北省宜昌市～

監(jiān)督：董潤(rùn)年（ドン?ルンニエン）

主演：黃渤（ホァン?ボー）王珞丹（ワン?ルオダン）譚卓（タン?ジョオ）白客（バイ?カー）黃璐（ホァン?ルー）文淇（ウェンチー）

　中國(guó)で最も売れている俳優(yōu)の一人、黃渤（ホァン?ボー）主演の待望の新作として去年12月に公開された本作は、黃渤本人が手がける「『HB+U』新鋭監(jiān)督プロジェクト」の第一作でもあります。

　新鋭監(jiān)督の映畫制作をサポートするという主旨を持つ同プロジェクトにて最初のメガホンを渡されたのは、『廚子戲子痞子（The Chef, the Actor, the Scoundrel）』（2013）や『心花路放 (Breakup Buddies)』（2014）、『瘋狂的外星人（Crazy Alien）』などの黃渤主演作で腳本を擔(dān)當(dāng)してきた董潤(rùn)年（ドン?ルンニエン）。董潤(rùn)年は長(zhǎng)編映畫の単獨(dú)監(jiān)督を務(wù)めること自體が初挑戦となりました。

　本作の舞臺(tái)は不思議な光に包まれた町。戀に落ちるとその光に囚われてしまうというこの町で、殘された人間が殘された理由と向き合う寓話的ラブサスペンスとなっています。黃渤のほか、人気女優(yōu)の王珞丹（ワン?ルオダン）や譚卓（タン?ジョオ）、若手の白客（バイ?カー）、文淇（ウェンチー）らが競(jìng)演。

「バラエティーある景観に富んだ町」という第一印象から、董監(jiān)督は湖北省宜昌市をロケ地に決めたそうです。この町には、近代的な商業(yè)施設(shè)もあれば、80?90年代（改革開放初期）に建てられた住宅地もあり、さらには長(zhǎng)江三峽を中心とした自然の風(fēng)景も堪能できるため、映畫の様々な場(chǎng)面の撮影に生かされたということです。「山あり水あり」の環(huán)境で快適に暮らす地元の人々は、純樸な気風(fēng)を持っていることで知られます。

市內(nèi)で一番人気の観光地は柴埠溪大峽谷で、大峽谷の中心にあるのが大灣口。漢王と土王がここで囲碁を打ったという伝説があり、「対弈臺(tái)」という異名もあります。高くそびえる峰々は遠(yuǎn)くから眺めると、確かに、囲碁を打つために置かれた機(jī)と腰掛のようにも見えます。（提供/CRI）