2020年4月21日、米華字メディア多維新聞は、新型コロナウイルスの感染拡大について歐米諸國(guó)から中國(guó)の責(zé)任を追及する聲や、感染収束後に元の対中関係に戻ることは難しいとの見方が出ていることを報(bào)じた。

記事は、3月に米國(guó)の弁護(hù)士事務(wù)所が市民4人から「中國(guó)政府が経済の利益を優(yōu)先するとともに、緩慢な管理體制を敷いたことで、世界で無數(shù)の人が愛する人を失うことになった」などとして中國(guó)政府に損害賠償を求める訴訟を代理で起こす依頼を受けたと紹介。その後提訴を求める市民の數(shù)は1萬人規(guī)模にまで膨らみ、賠償規(guī)模は數(shù)兆ドルにまで達(dá)したと伝えた。

また、歐州諸國(guó)からも中國(guó)の責(zé)任を追及する聲が出ているとし、マクロン仏大統(tǒng)領(lǐng)が16日に中國(guó)のウイルス対策に疑問を呈したほか、メルケル獨(dú)首相も20日に「中國(guó)がもっとウイルス発生源の情報(bào)をクリアに提供すれば、各方面にとってメリットがある」と語ったことを紹介した。

さらに、今後の対中関係について英國(guó)のドミニク?ラーブ外相が17日に「新型ウイルスの危機(jī)が去った後で、以前と何も変わらないということはあり得ない」との考えを示したことを伝えている。

記事はそのうえで、中國(guó)外交部の耿爽（グン?シュアン）報(bào)道官が20日に「われわれも被害者だ。國(guó)際社會(huì)は団結(jié)、協(xié)力すべきであり、互いに非難しあったり、ましてや賠償を請(qǐng)求するなど騒ぎ立てるべきではない」と述べたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）