2013年9月30日、北京青年報によると、中國?北京市の學校で、大気汚染が悪化しているにもかかわらず屋外で運動會が開かれ、父兄らから不満の聲が上がっている。

北京市気象局のミニブログによると、29日午前の見通し距離は2キロ前後。35ある観測地點の21カ所で汚染レベル6級（深刻汚染）を記録した。気象局は警報を発令し、屋外での活動や屋內(nèi)の換気を控え、外出時にはマスクを著用するよう呼びかけている。

しかし、市內(nèi)の多くの小中學校のグラウンドでは、どらや太鼓の音が鳴り響き、學生たちが整列して運動會が開かれていた。北京師範大學付屬第二中學校のグラウンドでは、朝陽區(qū)のある中學校の全校生徒1700人余りが運動會に參加していた。種目は100、200、400メートル走や走り幅跳び、リレーなど。競技を終えた學生は胸を上下させながら呼吸をしている。

學生たちはこのような環(huán)境で運動會を行うことをそれほど気にしていないようだが、父兄らは心中穏やかではない。ある學生の父兄は「こんな天気なのに、屋外で激しい運動をするなんて信じられない。子どもはまだ小さい。健康への影響がないわけがない」と怒りをあらわにする。

ある學校の擔當者は、「この日の種目は個人競技が中心で、多くの學生は観戦しているだけだ」と話し、運動會の日程は學期の初めに決められており、付近の複數(shù)の學校が1つのグラウンドを交代で使うなどの事情から、場所と時間の調(diào)整が困難なことも“強行開催”の理由だという。

別の學校の校長は、「午前中に様子を見て、もし午後も引き続き深刻な汚染狀態(tài)であるなら、運動會を中止する。気象局の発表を確認して対処したい」としている。（翻訳?編集/北田）