2019年12月16日、中國メディアの江蘇新聞によると、中國江蘇省で他人が飼育していたペットの秋田犬を盜んだ疑いで女2人が警察に拘束された。

同省宿遷市で先日、警察に「飼っていた秋田犬がいなくなった」との通報があった。警察官が付近の監(jiān)視カメラの映像を調(diào)べたところ、若い女2人が談笑しながら秋田犬の首根っこをつかんで引きずっている様子が映っていた。

映像の秋田犬は、女に引っ張られても後ろ腳を動かそうとせず、抵抗する様子がうかがえた。しかし、女らはお構(gòu)いなしに秋田犬を引きずり、自宅まで連れ帰っていた。

監(jiān)視カメラの映像を証拠に警察は女2人の身柄を確保した。2人は「イヌを見てとてもかわいいと思い、酒の勢いに任せて盜んでしまった」と容疑を認(rèn)めているという。なお、2人はその後保釈された。

この事件について、中國のネットユーザーからは「これはれっきとした盜み」「嫌がっているイヌを見て何とも思わないのだから、イヌ好きではないのは明らか。高値で転売しようとしたのだろう」「イヌを飼っている人間として、ちっとも笑えない」「イヌを引きずった女の髪の毛を引っ張ってやりたい」など、実際にイヌを飼っていると思われるユーザーらから非難のコメントが多く寄せられた。（翻訳?編集/川尻）