日本から中國に送った荷物、漫畫「ハガレン」全18巻の9~17巻がごっそりなくなる―中國メディア

Record China    2019年12月4日(水) 17時0分

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中國人男性が茨城県から中國の自宅に荷物を送ったところ、屆いた荷物の重量が5キロ以上も減っていたことが分かった。

中國人男性が茨城県から中國の自宅に荷物を送ったところ、屆いた荷物の重量が5キロ以上も減っていたことが分かった。浙江テレビの番組「1818黃金眼」の中國版ツイッター?微博(ウェイボー)アカウントが3日付で伝えた。

杭州市江干區(qū)在住で撮影関係の仕事をしている沈(シェン)さんは、10月初旬に日本を訪れ、書籍(漫畫や寫真集)やCD、DVDなどを大量に購入。荷物が多かったため、茨城県の郵便局から國際スピード郵便(EMS)で中國の自宅に送った。ところが、受け取って中を調べると、「鋼の錬金術師」の完全版全18巻のうち9~17巻がごっそりなくなっていたほか、人気アイドルの寫真集なども合わせて10冊ほどなくなっていた。無事に屆いた荷物の中には、齋藤飛鳥や石原さとみ、広末涼子の寫真集や、ロックバンド「FLOWER FLOWER」のCDなどがあった。

沈さんは日本で梱包した際、赤いテープを使っていたが、屆いた荷物の赤いテープには破られた跡があり、透明のテープで補強されていた。つまり、どこかの時點で開封されていたことになる。EMSの伝票には総重量が「27.590キログラム」と記されており、発送時の記録として貼られたラベルも「27.6キログラム」だった。しかし、中國郵政の配送センターで貼られたラベルには「重量22.000キログラム」と記されていた。

沈さんが中國郵政に問い合わせたところ、擔當者から「おそらく異常な書籍だったため(中國の稅関で)沒収されたのだろう」という返答があった。しかし沈さんは「もちろん、書籍には一切の問題はなかったと思っています。法律に觸れるようなものは買いません。漫畫本(鋼の錬金術師)も18歳以下でも読めるものです」と話し、たとえ沒収されたとしても通知があってしかるべきと訴えた。

同番組が改めて中國郵政江干區(qū)支社の鄭(ジョン)副経理(サブマネージャー)に話を聞くと、「沒収した」というのは當時対応した擔當者の憶測にすぎないとし、「第一に、稅関が荷物を沒収したり、內容物について國內への持ち込みが不適切と判斷したりする場合、決して數冊だけを抜き取るということはせず、荷物ごと沒収する。第二に、仮に沒収した場合は受取人に通知が行くはず」と語った。また、荷物が複數の配送センターを経て同支社まで屆いていることから、稅関がストップをかけた可能性は低いとの考えを示した。

中國のネットユーザーからは「中國郵政が荷物を盜むのは一度や二度じゃない」「中國郵政の竊盜は伝統(tǒng)」「私も日本からの荷物を何度も盜まれている。食べ物とか化粧品とか」といった聲が上がった。中國では過去にも中國郵政などの宅配業(yè)者が扱う郵便物が配送途中で開けられ、中の物が抜き取られたり破損させられたりする事件が発生している。(翻訳?編集/北田

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