11月30日、米経済誌フォーブスのサイトに、「中國(guó)人の若いIT起業(yè)家が注目を集める中、億萬長(zhǎng)者の“家族経営”企業(yè)も躍進(jìn)を続けている」と題した記事が掲載された。12月2日付で中國(guó)メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

記事は、11月6日に同誌が発表した「中國(guó)富豪ランキング400」の結(jié)果を基に、「米國(guó)や歐州に比べ、中國(guó)におけるトップクラスの家族経営企業(yè)では、その創(chuàng)始者が今でも実権を握っているケースが多い。若いIT企業(yè)家が増加する中、そういった中國(guó)の“初代”経営者らは基本的に50歳を超えている」と指摘。今年のランキングに登場(chǎng)した家族経営企業(yè)に見られる三つの傾向を挙げた。

まず一つ目を、「大多數(shù)が成長(zhǎng)のチャンスを迎えていること」とし、「多くの家族経営企業(yè)は製造業(yè)や農(nóng)業(yè)と言った伝統(tǒng)的な分野に従事しており、その歴史は20世紀(jì)の経済改革初期にまでさかのぼる。PwCが中國(guó)の家族経営企業(yè)に関して行った調(diào)査によると、77％の回答者が『業(yè)界をリードするためのイノベーションを起こすに當(dāng)たり、課題に直面している』と答えた」と紹介した。

続いて二つ目を、「若い第2世代の家族メンバーが管理職に就いていること」とし、「第2世代の企業(yè)家の中には、企業(yè)の変革を促すだけでなく、企業(yè)管理そのものを引き継ぐケースもある。また、その間を取って、初代経営者が企業(yè)戦略を練り、第2世代がその運(yùn)営を擔(dān)うというケースも見られる」と指摘した。

そして三つ目を、「女性企業(yè)家が多いこと」とした。記事は、「女性企業(yè)家らの社會(huì)的な影響力もますます強(qiáng)まっている。昨年米クレジットカード大手のMasterCardが発表した『女性企業(yè)家指數(shù)』によると、中國(guó)の女性企業(yè)家の割合は23％で世界33位となった。一人っ子世代が資産を引き継ぐ時(shí)期に差し掛かっていることを受け、より多くの女性後継者が登場(chǎng)している」と説明した。

記事は最後に、「大規(guī)模なIT企業(yè)の成長(zhǎng)が最大の注目を集めているが、経済がめまぐるしく転換している中國(guó)で、家族経営企業(yè)も絶えず変化し、チャンスをつかみ続けている」とした。（翻訳?編集/巖谷）