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27日、中國メディアの看看新聞によると、安徽省で行われた國際ハーフマラソン大會で、最下位爭いをした2人の選手がわざとゴールしない一幕があった。
2019年11月27日、中國メディアの看看新聞によると、安徽省で行われた國際ハーフマラソン大會で、最下位爭いをした2人の選手がわざとゴールしない一幕があった。
記事によると、24日に同省銅陵市で行われたハーフマラソン大會で、赤いウエアと黒いウエアを著た2人のランナーがゴール手前で足踏みをし、制限時間ギリギリになってようやくゴールするシーンがあった。赤ウエアの選手が先にゴールしたが、わずかに遅れた黒ウエアの選手は制限時間外のゴールとみなされ失格に。赤ウエアの選手が完走者の中で最下位となった。
2人の選手が最下位を爭った理由として、記事は、最後まであきらめずに走りぬいた精神を稱え、最下位の選手を表彰する大會規(guī)定があったことを挙げている。
新浪新聞の28日日付報道によると、「念願の最下位」となった赤ウエアの選手はSNS上で「最下位になって表彰されたことで給料も増えた」などと自慢しているとのこと。一方で、大會運営委員會は何らかの措置を講じる姿勢を示しているという。
表彰目當てのスポーツマンシップにもとると取られかねない行為に、中國のネットユーザーは「こんな大人が恥ずかしい」「あからさますぎる」「これは迷惑行為」「罰としてもう1回走らせろ」「なんか哀れだな」といったコメントを寄せた。
また、「われわれ中國人は、さまざまなルールを最大限利用するのが上手だから」という皮肉めいた感想も出ている。
さらに、昨今中國各地のマラソン大會でショートカットや自転車使用などの不正行為が後を絶たない狀況に関連して「今のマラソン大會は本當にごみ…全然スポーツじゃない」と吐き捨てるユーザーも見られた。(翻訳?編集/川尻)
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