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28日、中國(guó)の電気機(jī)器メーカーTCL集団はこのほど、2013年上半期の財(cái)務(wù)報(bào)告を発表し、またしても輝かしい業(yè)績(jī)を明らかにした。寫(xiě)真は上海市にあるTCL広告。
2013年8月28日、中國(guó)の電気機(jī)器メーカーTCL集団はこのほど、2013年上半期の財(cái)務(wù)報(bào)告を発表し、またしても輝かしい業(yè)績(jī)を明らかにした。同報(bào)告のデータによると、TCLの上半期の営業(yè)収入は390億6000萬(wàn)元(約6226億8000萬(wàn)円)で前年同期比31.5%増加し、純利益は10億7000萬(wàn)元(約107億6000萬(wàn)円)で同122.2%増加した。このうちマルチメディア事業(yè)では同20.3%増加の160億2000萬(wàn)元(約2553億9000萬(wàn)円)の営業(yè)収入を達(dá)成し、液晶テレビの販売臺(tái)數(shù)は同20.7%増加の781萬(wàn)8000臺(tái)に達(dá)した。同期にはTCLが目覚ましい業(yè)績(jī)を上げただけでなく、海信集団や康佳集団などのテレビブランドもそれぞれ成長(zhǎng)を遂げた。財(cái)務(wù)報(bào)告をまだ発表していない長(zhǎng)虹集団も純利益2億2000萬(wàn)元(約35億円)を達(dá)成したと予想される。新華網(wǎng)が伝えた。
ある業(yè)界ウォッチャーの指摘によると、上半期に経済環(huán)境が低迷を続けるなか、中國(guó)製テレビがこれほど急速な成長(zhǎng)ペースを保ったことは特筆に値する。販売臺(tái)數(shù)と利益がともに増加したことの背景に、中國(guó)テレビ産業(yè)がモデル転換とグレードアップに成功したことがあるとも考えられる。TCLによると、収入と利益が伸びた重要な原因の一つは、ハイエンド製品の占める割合が上昇したことだという。同ウォッチャーによると、これまでのテレビ市場(chǎng)は完全競(jìng)爭(zhēng)が展開(kāi)される薄利の厳しい市場(chǎng)だったが、TCLを代表とする中國(guó)メーカーは従來(lái)の市場(chǎng)の局面をうち破ることに成功した。3Dテレビ、スマート?クラウド?テレビに続き、ハイエンド製品である4Kテレビの分野で絶対的な優(yōu)位に立ち、ハイエンド市場(chǎng)への進(jìn)出をよりどころとしてより高い付加価値を獲得することに成功した。
だが実際には、中國(guó)テレビ産業(yè)がハイエンド製品を打ち出した當(dāng)初には非難の聲が多數(shù)寄せられた。世論では、有機(jī)ELテレビがテレビの未來(lái)の方向性とされ、その他は過(guò)渡的な製品とみなされていた。こうした見(jiàn)方は當(dāng)時(shí)の日本や韓國(guó)のテレビメーカーの中心的な考え方を反映したものであることは間違いない。同ウォッチャーも次のように指摘する。有機(jī)ELテレビで外資系ブランドが大規(guī)模な投資を行ったため、中國(guó)企業(yè)は何もできなかったというのは一種の誤解だ。TCLによると、華星光電技術(shù)有限公司は第8.5世代テレビ生産ラインを建設(shè)し、有機(jī)ELテレビの生産を検討し、長(zhǎng)虹や京東方科技集団株式有限公司なども有機(jī)ELテレビの研究開(kāi)発プロセスを積極的に推進(jìn)した。
だが両方に著手するより、一つの製品に集中して力を入れたほうがいい。中國(guó)テレビ産業(yè)は有機(jī)ELテレビの研究開(kāi)発を加速すると同時(shí)に、4Kテレビの発展チャンスをしっかりつかまえ、4K産業(yè)の発展の主導(dǎo)権を握った。調(diào)査會(huì)社の北京奧維営銷(xiāo)諮詢(xún)有限責(zé)任公司のまとめたデータによると、中國(guó)製テレビは中國(guó)4Kテレビ市場(chǎng)で95%近いシェアを獲得し、日韓ブランドをはるかに上回っている。
同ウォッチャーによると、日韓メーカーは3Dテレビ、スマートクラウドテレビ、4Kテレビなどの主流爭(zhēng)いではいつも「欠席」で、テレビ産業(yè)には中國(guó)が主導(dǎo)して外資系企業(yè)が追隨する局面がすでに形成されている。日韓ブランドにはここ數(shù)年來(lái)、カラーテレビの発展の方向性を把握する中で気がかりなことがたくさんある。3Dテレビやスマートクラウドテレビでこうした?jī)A向が顕著であり、4Kテレビでも同じように大きく後れを取っている。日本のシャープは今年7月に初めて普及タイプの4Kテレビを発表し、特大サイズで超高価格のその製品は韓國(guó)のサムスンやLG、日本のソニーなどの4Kテレビと変わらず、一般消費(fèi)者の手の屆くものにはなりそうもない。
日韓ブランドが4Kテレビで出遅れたのとは異なり、中國(guó)メーカーは機(jī)先を制し、4Kテレビ普及推進(jìn)の主力となった。現(xiàn)在、中國(guó)の4Kテレビ技術(shù)は十分に成熟し、中でもハイエンドモデルには4コアCPUと最新のアンドロイド4.2システムが搭載され、最高品質(zhì)の4K視聴効果が実現(xiàn)されている。同じように重要なことは、中國(guó)テレビメーカーは4Kテレビの価格を一般消費(fèi)者が買(mǎi)ってみようという気になる金額まで率先して引き下げたことだ。
中國(guó)製テレビが全面的に優(yōu)位に立つようになり、世界のテレビを取り巻く局面が根本的に変化し、中國(guó)製テレビは追隨者から主導(dǎo)者への脫皮を遂げた。調(diào)査會(huì)社ディスプレイサーチがまとめたデータによると、今年第1四半期(1?3月)にTCLは初めてシャープとソニーを抜き、世界のテレビメーカー上位3社に名を連ねた。海信と創(chuàng)維集団も上位7社入りし、中國(guó)製テレビはブランドでも製品でも幅広く認(rèn)められるようになったことがわかる。
下半期の発展について、業(yè)界には楽観的な味方が広がっている。ある業(yè)界関係者の話によると、4Kテレビの大流行やスマートクラウドテレビの普及にともない、中國(guó)テレビ市場(chǎng)はさらに急速な発展を遂げるとみられる。またTCLが4Kテレビでの圧倒的な優(yōu)位をよりどころとして、引き続き業(yè)界の先頭を走ることが期待される。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤)
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