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26日、専制的な親に育てられた男の子は女々しいという。資料寫真。
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2013年8月26日、任智康(レン?ジーカン)さんは、浙江省杭州市の採荷三小學(xué)校で教鞭をとる男性教師だ。他の女性教師が教師の話を素直にきく児童を好む傾向にあるのとは異なり、任先生はいまどきの小學(xué)生について、「どうして男の子は男の子らしくないのか。何をするにつけても男っぽさのかけらもない。話し方は極めて女の子っぽく、勇気を出して話そうとしない、思い切った行動(dòng)に出ない、獨(dú)立性に乏しい」と感じている。また、男の子が「女の子が僕をいじめる」と教師に訴えに來ることが頻繁にある。授業(yè)中に発言することや、教師に質(zhì)問するケースも少ないという。銭江晩報(bào)が伝えた。
【その他の寫真】
任先生は、2年の歳月をかけて特別な調(diào)査を?qū)g施した。調(diào)査対象となったのは、杭州市內(nèi)の小學(xué)校4校に通う中?高學(xué)年の男子児童35人。彼らはいずれも、やや弱々しく人が良いという性格上の特徴を備えている。調(diào)査の結(jié)果、男の子が軟弱な性格であることと、家庭の雰囲気との間には、非常に深い関係があることが分かった。和気あいあいとした溫かな家庭環(huán)境で育った子供は、明朗活発、親切、素直といった性格を備えている。一方、雰囲気の良い時(shí)と悪い時(shí)との差が激しく極めて不安定で、両親や他の家族との間で喧嘩が絶えない家庭の場(chǎng)合、子供は冷淡?偏屈?卑屈な性格になるケースが多い。特に、子供を溺愛する親や、専制的な親に育てられた男の子で、男らしい子はほぼ皆無だ。
○男の子の軟弱な性格と専制的な親、高い相関関係
任先生は杭州市內(nèi)の小學(xué)校4校に通う、やや軟弱で人の良い性格を持つ中?高學(xué)年の男子児童35人を?qū)澫螭苏{(diào)査を行った。調(diào)査の対象となる男子は各クラス擔(dān)任が選んだ。
任先生は調(diào)査を進(jìn)めるうちに、調(diào)査対象児童の67%において、「臆病?卑屈?依存的?內(nèi)気」といった性向がかなり高い事実を突き止めた。
また調(diào)査の結(jié)果、男の子の「臆病?卑屈?依存的?內(nèi)気」などの性格と、家庭の雰囲気との間には、かなり深い関係があることが明らかになった。軟弱な性格の男の子の親は、「溺愛型(50%)」が多く、「専制型(33%)」がこれに続いた。溺愛型の親に育てられた男の子の性格上の特徴としては、「依存的(86%)」「內(nèi)気(67%)」「卑屈(33%)」が多かった。また、専制型の親の場(chǎng)合は、「內(nèi)気(90%)」と「依存的(70%)」が目立った。
アンケート調(diào)査において、「軟弱な性格」に絡(luò)む具體的な問題として、「自分を表現(xiàn)する勇気がない」「優(yōu)柔不斷で何事も決められない」「自信がない」などが挙げられた。また、溺愛型の親に育てられた男の子には、「獨(dú)立意識(shí)と自己判斷力に欠ける」「何事をするにも思い切ってできない」などの特徴が見られた。専制型な親は、子供に対してあまりにも厳しい態(tài)度で接し、かなり橫暴な管理教育を行うケースが多いことから、成長するにつれて子供の口數(shù)が少なくなり、周囲の人々との付き合いが苦手になり、気が小さく臆病な性格に育つ傾向にある。
○男の子の性格と両親の職業(yè)にも相関関係あり
任先生は、調(diào)査研究のプロセスで、両親の子供に対する期待と男の子の性格形成との間の相関関係についても分析を進(jìn)めた。
軟弱な性格の男子児童の両親のうち53%は、子供の將來の職業(yè)に対して高い期待を抱いていた。また、33%は、自分の子供とよその子供との比較をしばしば行っていた。
両親の職業(yè)も、男の子の軟弱な性格と深い関係があり、主に、一般労働者(40%)と商人(33%)に集中していた。両親の文化レベルや家庭の経済的條件と男の子の性格との間には、顕著な相関関係は見られなかった。
また、「家庭と周囲の人間関係」と男の子の軟弱な性格との間にも、大きな関係性があった。調(diào)査の結(jié)果、近所との行き來が多い家庭はわずか6%だったが、そのような家庭の男の子は軒並み、明るく活発な性格の持ち主だった。これは、良いお隣さんに恵まれると、子供は好ましい社交関係を築き、男の子は男らしく、勇ましく、明るく、心の広い子に育つという事実を物語っている。
○臆病さを乗り越えるには、子供に様々な経験をさせることが必要
男の子が臆病な性格の場(chǎng)合、どうやってそれを乗り越えさせれば良いのだろうか?杭州のいくつかの有名小學(xué)校の先生は、いくつかの提案をしている。
子供が自分の臆病さを克服するためには、まず、その子が十分な自信を持つことが必要だ。自信を持つためには、子供は成功を體験し、喜びを味わう機(jī)會(huì)を多く持つことが必要だ。成功は、入念な準(zhǔn)備によってもたらされる。たとえば、子供が來客をもてなす時(shí)に、萎縮せず堂々とおもてなしをするためには、お客が來る前に、客間を掃除して整えるなどの準(zhǔn)備を子供にも手伝わせる。親は、子供と一緒に客間を片付けながら、自然なリラックスした雰囲気の中で、お客とどのようにして話をしたらよいかを教え、お茶やお水の振る舞い方を事前に練習(xí)させると良い。
子供がクラスの中で勇気ある態(tài)度で発言できるようになるためには、子供と仲の良いクラスメート數(shù)人を家に呼び、子供が彼らの前で短い話をするような練習(xí)の場(chǎng)を作ってあげると良い。幾度か練習(xí)を重ね、子供が自信を持つようになったら、授業(yè)中に本人に質(zhì)問してもらえるよう、教師に連絡(luò)を取って頼んでみる。
クラスで「お楽しみ會(huì)」が開かれる時(shí)は、事前に教師に連絡(luò)し、子供に小さな出し物を準(zhǔn)備させて披露させるか、集団の出し物に參加させてもらい、子供が人前で自分を表現(xiàn)する機(jī)會(huì)を増やせるようサポートすることが重要となる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤)
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