韓國(guó)法相のスキャンダルが「國(guó)が分裂している」と言われるほど物議を醸していることについて、中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は10日、「チョ?グク事件が文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)に波及、民衆(zhòng)が集まり退陣を要求」と題する記事を掲載。韓國(guó)の主要メディアの報(bào)道や中國(guó)専門家の見解を紹介した。

韓國(guó)で「ハングルの日」にあたる9日、ソウルの光化門広場(chǎng)で、文大統(tǒng)領(lǐng)の退陣とチョ?グク法相の辭任を求める集會(huì)が行われた。

記事によると、韓國(guó)のYTNテレビは「新任のチョ?グク法相及びその親族にさまざまな疑惑がつきまとっている上、文大統(tǒng)領(lǐng)の指示で司法改革を強(qiáng)硬に推進(jìn)しようとしていることで、韓國(guó)社會(huì)の保守派の敏感な神経を刺激している」と報(bào)じ、當(dāng)日の集會(huì)には50萬人が參加したことを紹介?！?2日にはチョ?グク氏を支持する団體がろうそくデモを計(jì)畫しており、両陣営の対立はますます激化している」と伝えた。

中央日?qǐng)?bào)は、「“反チョ?グク”デモに參加した人の數(shù)は予想を上回った」「地方からデモに參加するために來たという人も少なくなかった」などとし、「これは韓國(guó)の保守派の市民らが今回の騒動(dòng)を機(jī)に団結(jié)を強(qiáng)化していることを示している。しかしながら、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府（青瓦臺(tái)）は9日のデモに沈黙を保っており、チョ?グク法相の去就について一切の見解を発表していない」と伝えた。

また、聯(lián)合ニュースは「7日に騒動(dòng)について初めて聲を発してから、文大統(tǒng)領(lǐng)は企業(yè)や民生の政策に注力し、國(guó)民の注意をそらそうと試みている。だが、文大統(tǒng)領(lǐng)は以前、『國(guó)民は皆、検察が政治的に中立を保っていないと考えている。國(guó)會(huì)で早期に関連法案を通過させたい』と強(qiáng)調(diào)していた」と指摘した。

文大統(tǒng)領(lǐng)の支持率の低下も顕著だ。韓國(guó)「明日新聞」と西江大學(xué)現(xiàn)代政治研究所が9月26日から10月2日まで、全國(guó)の成人男女1200人を?qū)澫螭诵肖盲渴勒撜{(diào)査では、文大統(tǒng)領(lǐng)の國(guó)政運(yùn)営に肯定的な評(píng)価を下したのは32．4％にとどまり、否定的な評(píng)価（49．3％）を大きく下回った。

こうした韓國(guó)の現(xiàn)狀について、中國(guó)の専門家は「チョ?グク氏の法相任命が韓國(guó)政治と國(guó)民の分裂の焦點(diǎn)になっている大きな理由は、彼が文大統(tǒng)領(lǐng)の側(cè)近中の側(cè)近であり、なおかつ次の大統(tǒng)領(lǐng)選の有力な候補(bǔ)であるためだ。しかし、本人及び親族の嫌疑は晴れず、野黨に弱みを握られていることで韓國(guó)國(guó)民の反感を買っている。文大統(tǒng)領(lǐng)の司法改革は內(nèi)部の人々からの反発の聲も大きい。そのため、検察はチョ?グク氏の親族の疑惑を徹底的に厳しく追及し、対外的に発信している。これが、騒動(dòng)が沈靜化しないもう一つの要素だ」と指摘した。（翻訳?編集/北田）