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香港政府トップの林鄭月娥行政長官が大規(guī)模なデモの発端となった「逃亡犯條例」改正案の正式撤回を表明した。民主派は「遅過ぎるし、不十分」と反発。デモが収束するかは不透明だ。寫真は香港。
香港政府トップの林鄭月娥行政長官が4日、市民らの大規(guī)模なデモの発端となった「逃亡犯條例」改正案の正式撤回を表明した。市民に「話し合いによる解決」も呼び掛けたが、改正案の完全撤回を含む「五大要求」を掲げてきた民主派は「遅過ぎるし、不十分」と反発。デモが収束するかは不透明だ。
テレビを通じて市民に向けた談話を発表した林鄭長官は「(中國本土への犯罪容疑者引き渡しを可能にする)改正案をめぐる混亂は全ての香港市民に衝撃を與え、不安と苦痛をもたらした。目前の困難な情勢(shì)から早期に抜け出すことが必要だ」と強(qiáng)調(diào)。政治的意見や社會(huì)階層の異なる市民らとの対話を通じ、相互理解を深めたいという見解を示した。6月以降、大規(guī)模な抗議活動(dòng)が頻発する中で、デモ隊(duì)側(cè)の要求に応じたのは初めてだった。
5日に記者會(huì)見した林鄭長官は、過去數(shù)カ月、改正案の無期限延期を表明し続けてきたとして、基本的な姿勢(shì)は変化していないと説明。「中國政府は今回の決定を支持している」とも繰り返した。改正案については、立法會(huì)(議會(huì))再開後の保安局長の宣言で、正式に撤回が成立すると述べた
一方で「五大要求」のうち、殘りの「林鄭長官の引責(zé)辭任」「警察の暴力に対する調(diào)査」「拘束されているデモ參加者の釈放」「民主的な普通選挙の実現(xiàn)」は拒否。逆に▽警察の監(jiān)査組織の拡充▽諸問題に関する各界有識(shí)者の研究會(huì)招集―の特別行動(dòng)計(jì)畫を提案した。
條例案撤回について、中國メディアは國內(nèi)向けには短く伝えただけだったが、共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)は英語版で大きく報(bào)道。中國がデモの平和的な解決に取り組んでいる姿勢(shì)を國際社會(huì)にアピールした。
中國は10月1日に國威発揚(yáng)の機(jī)會(huì)として重視する建國70年の記念日を控えている。中國政府としては3カ月近く続くデモが鎮(zhèn)靜化する見通しが立たないことから、香港政府に一定の譲歩を容認(rèn)したとみられる。
正式撤回を受け、臺(tái)灣を訪問中の香港の民主活動(dòng)家?黃之鋒氏は「五大要求」で最重視する「真の普通選挙」が実現(xiàn)されるまでデモを続ける考えを示した。臺(tái)灣メディアによると、黃氏は香港で市民が抗議活動(dòng)を続ける根本の原因は民選の政府がないことだと言及し、中國共産黨を前に「われわれが必ず勝つとは言わない。でもこれは言わなければならない。われわれは負(fù)けたくない」と述べたという。
香港メディアなどによると、市民グループは15日にも大規(guī)模なデモを計(jì)畫している?!敢粐贫取工瑩eれる香港情勢(shì)の先行きは依然として予斷を許さない狀況だ。(編集/日向)
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