2019年8月2日、中國(guó)の動(dòng)畫メディア?梨視頻の中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントは、昨年逮捕された韓國(guó)のカルト教団の指導(dǎo)者に6年の禁固刑が科されたと報(bào)じた。

報(bào)道によると、グレースロード教會(huì)の申玉珠（シン?オクチュ）被告は「朝鮮半島で飢饉が起こる」と予言し、2014～17年に約400人の信者とオセアニアのフィジー共和國(guó)に移住?，F(xiàn)地では信者らのパスポートを沒(méi)収し帰國(guó)不可能にした上で、毎日午前7時(shí)から午後6時(shí)まで無(wú)償の肉體労働などに従事させた。申被告は「悪魔払い」と稱して信者に罵聲を浴びせながらビンタを繰り返すなどの暴行を日常的に行い、信者の髪を切り落としたりすることもあったという。

梨視頻は脫出した信者らのインタビュー動(dòng)畫を掲載。元信者らは「目が開けられなくなるほど毆られ、自分で歩くこともできなくなった。全身けがとアザだらけになり、暴行を受けた人の中には後遺癥で死んでしまった人もいた」「現(xiàn)地で信者らは家畜のように扱われ、病気になればごみのような扱いを受けた。地獄そのものだった。財(cái)産を全て寄進(jìn)してしまったので、脫出できたとしても生活はおぼつかない」などと話した。

昨年7月、申被告は仁川國(guó)際空港で身柄を確保され、その際「罪だなどとは決して認(rèn)めません」「われわれの儀式は聖書にも記されています」などと発言していた。7月29日、裁判所は暴行や児童虐待、詐欺など9つの罪で同氏に有罪判決を下し、禁錮6年を言い渡した。

英メディアは同教団について、「韓國(guó)のキリスト教流派の中では邪教とされているが、フィジーではGR Groupという會(huì)社を起こして建築や農(nóng)業(yè)といった事業(yè)を行い、フィジーの首相から表彰を受けるほどだ」と説明。脫走者した元信者からは、「現(xiàn)地政府は同教団に適切な対応をし、縁を切ってほしい」という聲が上がっているという。

この報(bào)道に対し、中國(guó)のネットユーザーからは「6年の禁固刑って。反省させるつもりはあるの？」「『悪魔払い』？この教祖こそ悪魔だろう」「楽園のフィジーを地獄に変えてしまうなんて」「理解できないけど、どの時(shí)代にもカルトにハマってしまう人はいるよね」「この人なら監(jiān)獄の中でも布教してしまいそう」などといった聲が上がっている。（翻訳?編集/巖谷）