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28日、騰訊網(wǎng)は、禮儀正しいことで知られる日本人が「お年寄りに席を譲る」という點(diǎn)では禮儀や謙譲の精神を失ってしまっているようだとする記事を掲載した。資料寫真。
2019年7月28日、騰訊網(wǎng)は、禮儀正しいことで知られる日本人が「お年寄りに席を譲る」という點(diǎn)では禮儀や謙譲の精神を失ってしまっているようだとする記事を掲載した。
記事は、「外國人が日本人に抱く印象は『禮儀正しさ』であり、日本人は常に他人に迷惑をかけないようにすることを考え、互いに譲りあったり、公共の場では大聲を出さないようにしたりといった心がけを持っている」とした。
一方で、「日本の電車に乗ると若い日本人が座席を取り合うように座り、高齢者や妊婦を見かけても立ち上がって譲ろうとしない」と紹介。実際、日本のテレビ番組でも「席を譲らない人が増加」と伝えられていることを挙げ、「どうしてこの點(diǎn)については、禮儀正しいはずの日本人が『謙譲の精神』を失ってしまうのだろうか」と疑問を提起した。
記事は「簡単に言えば、お年寄りに席を譲る必要はないと認(rèn)識する日本人が増えているのだ」とした上で、日本人が「席を譲らなくてもよい」と考える背景について説明している。
まず、「日本には、自らの厚意から席を譲ったとしても、相手が必ずしも受け入れるとは限らず、席を譲る行為が『あなたは年寄りだ』と受け取られる可能性があると考え、このような狀況を恐れる傾向がある」と紹介し、「席を譲らない優(yōu)しさ、という考え方も存在する」とした。次に、「日本人は通勤時間が長く、精神的にも體力的にも他人に気を使っている余裕がない」とし、「簡単には席を譲らないばかりか、席を取り合う狀況を引き起こす要因になっている」と伝えた。
さらに、「小さいころから日本人が徹底的に教え込まれる『他人に迷惑をかけない』という美徳が、現(xiàn)代において『他人が自分に面倒や迷惑をかけることを許さない』というネガティブ性の強(qiáng)いものに変化しつつあることも要因の一つだ」と指摘している。
記事は最後に「若くても體が弱い人はいる。お年寄りでも若者よりも健康な人もいる。席を譲るかどうかという問題は、自身の體調(diào)や車內(nèi)の狀況によって答えが異なる。『こうしなければならない』とか『道徳』とかいった足かせをはめるべきものではない」との見解を示した。(翻訳?編集/川尻)
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