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京アニ放火事件からまもなく1年となる7月13日、NHKが事件を扱ったドキュメンタリー番組を放送。中國でもその一部が紹介され、ネットユーザーから反響が寄せられている。
京都アニメーション(京アニ)放火事件からまもなく1年となる7月13日、NHKが事件を扱ったドキュメンタリー番組を放送した。中國でもその一部が紹介され、ネットユーザーから反響が寄せられている。
2019年7月18日に京都府京都市伏見區(qū)の京アニ第1スタジオで発生した放火事件では36人が死亡した。NHKは13日、犠牲者の遺族を追ったドキュメンタリー「ストーリーズ『事件の涙 そこに あなたがいない~京都アニメーション放火事件』」を放送した。
中國メディア?新浪新聞の中國版ツイッター?微博(ウェイボー)アカウント?微天下は、ドキュメンタリーについて「事件から1年、犠牲者の遺族の知られざる苦痛を記録していた」とし、その中から亡くなった武本康弘さん(享年47)とその両親のエピソードを紹介。両親が警察から「一生その姿が頭に殘るから(遺體を)見ない方が良い」と言われ、対面することなく武本さんを送り出したこと、武本さんの父が「にこっと笑った寫真を見るたびに、もう帰ってくることはないんだと。それがつらい」と語ったことなどを伝えた。
武本さんは30代の若さで監(jiān)督に抜てきされ、「らき☆すた」「氷菓」などのヒット作を生み出してきた。日本のアニメ作品が人気の中國でもファンの間でその知名度は高く、ネットユーザーからはその死を悼むコメントが相次いで寄せられた。
「先生、どうか安らかに」
「1年経つのか(涙)」
「そう。家族の心は永遠(yuǎn)に痛むだろうな」
「亡くなった方のご冥福をお祈りします。私たちは永遠(yuǎn)にあなた方を忘れません。優(yōu)しい方たちでした。みんなにたくさんの美しい思い出を殘してくれました」
「武本康弘は京アニの非常に著名な、屋臺骨的な監(jiān)督。彼が亡くなったことは、京アニのみならず業(yè)界においても極めて大きな損失」
「最近、過去の京アニ作品を見返してる。武本康弘先生の名前を見つけて、心が締め付けられた」
「心痛以外にない。武本康弘先生の『氷菓』は私が一生愛する作品。京アニはきっと立ち上がってくれると信じているが、武本先生は帰ってこない。向こうの世界でも一番好きなペンと一緒にいられますように。そして、向こうの世界の子どもたちにもっと素晴らしい作品を創(chuàng)ってあげてください」
京アニ放火事件は當(dāng)時、中國にも衝撃を與えた。ネット上には、犠牲者を悼んだり負(fù)傷者を見舞ったりするコメントがあふれた。また、中國最大級の動畫サイト?bilibili(ビリビリ)はサイトの日本アニメのページをモノクロにして「Pray for 京阿尼(京アニのために祈る)」とのメッセージを掲載、追悼の意を示した。(翻訳?編集/北田)
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