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4日、羽田空港に韓國の李丙[王其]新駐日大使が降り立った。李大使は到著早々、「日韓両國の関係が不安定な今、新任の駐日大使として両國國民が良好な交流を行えるよう全力を盡くす」と意気込みを語った。資料寫真。
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2013年6月4日、羽田空港に韓國の李丙[王其](イ?ビョンギ)新駐日大使が降り立った。慶応大の客員教授を務めたことのある李大使は到著早々、「日韓両國の関係が不安定な今、新任の駐日大使として両國國民が良好な交流を行えるよう全力を盡くす」と意気込みを語った。斉魯晩報が伝えた。
【その他の寫真】
新任の駐日大使には山積みの問題が立ちはだかっているが、日韓が互いに歩み寄れない理由は、領土問題のほか韓國國民の日本に対する感情が重要な1つの原因となっている。韓國國民の日本に対する感情は複雑で、その複雑さは韓國の元大統(tǒng)領である樸正熙(パク?チョンヒ)氏への矛盾した評価で垣間見ることができる。
韓國人は樸正熙氏を親日家と批判する一方で、歴代の大統(tǒng)領のなかで最もリーダーシップがある人物と評価している。樸正熙氏の娘である現(xiàn)韓國大統(tǒng)領の樸槿恵(パク?クネ)氏が大統(tǒng)領に當選できたのも父の影響が少なからずあったからだろう。
樸正熙氏が親日家というのは、決して行き過ぎた意見ではない。樸正熙氏は日本の陸軍士官學校を出ており、若い時分は「日本人として、國のために盡くす」と忠誠を誓っている。大統(tǒng)領在任中は日本の経済政策を模倣し、韓國を高度経済成長に導いた。同氏の日本を重視した政策により、日韓は重要な経済関係を築いた。実際、韓國?朝鮮日報の報道によれば、韓國で現(xiàn)在人気の外國ブランド自動車10種のうち、6種類が日本車だという。
長い冷戦時代、韓國が発展するには、日本との協(xié)力が避けられなかった。一方で、大國に翻弄された歴史を持つ韓國人には、強烈なナショナリズムが植え付けられた。日本を嫌ってはいるものの、日本と経済協(xié)力しないことには発展が難しいという矛盾が、韓國人の日本に対する複雑な感情を生み出す要因かもしれない。(翻訳?編集/內(nèi)山)
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