自社ブランド化粧品の運(yùn)営や企畫、販売を行っているアドシーム（本社?大阪市）は2019年5月20日付で、自社ブランドの「セシルマイア インバスリムーバー（除毛クリーム）」について、中國(guó)の通販サイトで模倣品が流通していることが確認(rèn)でき、健康被害の可能性も危懼しているとして、注意をよび掛けた。

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同社が発表した寫真資料によると、模倣品の製品パッケージは色合いに違う部分や畫像部分の印刷の粗さがあるが、極めてよく似ている。本體の外観もやはりよく似ている。ただし、表示されている文字には、模倣品はよく似たフォントを使っているが、例えば「さ、ず、り」といった文字の形が明らかに違う。

一方で、製品の「中身」については、「正規(guī)品はスポンジの突出部分が均一で表面が丸く、嫌な臭いがない。模倣品はスポンジの突出部分が大きく石油系の臭いがする」、「正規(guī)品のクリームは、柔らかく押し出しやすい。模倣品のクリームは固く、伸ばしにくい」など、品質(zhì)面の違いは目で見ても明らかだ。

模倣品を分析した結(jié)果、正規(guī)品とは內(nèi)容物が全く異なるものであり、同社の委託工場(chǎng)で製造したものではないと分かった。模倣品については効能や安全性等、品質(zhì)全般の保証が一切出來(lái)ず、使用した場(chǎng)合に健康被害を引き起こす可能性があると危懼しているという。また、模倣品についての鑑定、保証、正規(guī)品との交換などには対応できないとした。

同社は海外販売の卸先に対し、セシルマイア インバスリムーバーの授権書を発行しており、同授権書を提示できない中國(guó)販売サイトの該當(dāng)商品は、模倣品の可能性があるので注意してほしいと訴えた。中國(guó)國(guó)內(nèi)だけでなく日本を含む他國(guó)への流出も考えられるという。

同社は模倣品の流通経路などを調(diào)査しており、模倣品の販売を確認(rèn)した通信販売サイトに被害申告を行うとともに、民事訴訟や刑事訴訟を含めた法的対応を進(jìn)めていくという。

仮に中國(guó)で健康被害などが発生した場(chǎng)合、日本ブランドの化粧品全般に対する風(fēng)評(píng)被害が発生しかねない狀況だ。（編集/如月隼人）