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マレーシア海軍が中國から購入した沿海域任務艦(LMS)の1番艦が15日に進水した(寫真)。マレーシアが中國から軍艦を導入するのは初めてで、契約によれば計18隻のLMSを購入する。
中國メディアの新浪網(wǎng)は2019年4月16日付で、マレーシア海軍が中國から購入した沿海域任務艦(LMS)の1番艦が15日に進水したと報じた。マレーシアが中國から軍艦を導入するのは初めてで、契約によれば計18隻のLMSを購入する。
マレーシア海軍が購入したLMSは全長68メートル、満載排水量が680トン。小型護衛(wèi)艦とも言える船舶で、最大速度は22ノットで、15ノットの速度ならば2000カイリの航海が可能。艦首には30ミリ艦砲が1門、それとは別に12.7ミリ機銃2門を備えている。さらに対空/対艦レーダーやナビゲーション?レーダー、データリンク用裝置なども備えている。主な用途としては近海のパトロール、漁業(yè)支援、救難などがあるという。
最大の特長は、任務により裝置が「ユニット化」されていることだ。艦尾には長さ6メートルの「ユニット?ボックス」が裝著でき、同じ艦でも交換すればそれまでと異なる任務に使えるという。
マレーシアは中國からのLMS導入により、これまで利用していた多種類の艦を統(tǒng)合してコストの削減を図る。中國から第1期分として購入するのは4隻で、當初契約では2隻を中國で建造、2隻は技術を移転してマレーシア內(nèi)で建造することになっていたが、費用をさらに低減するために、4隻とも中國で建造されることになった。
中國製のLMSは低価格であることも大きな特徴で、マレーシア海軍がこれまで同様の目的で使っていたキダ級小型護衛(wèi)艦が1隻當たり2億ドル(約224億円)以上だったことに対して、新たに導入するLMSは1隻當たり6000萬ドル(約67億円)前後という。
中國からのLMS購入は、ナジブ前首相が2016年に北京を訪問した際に発表した。(翻訳?編集/如月隼人)
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