2019年4月16日、韓國(guó)メディア?MBCは、発生から5年を迎えたセウォル號(hào)沈沒(méi)事故の「謎だらけ」の現(xiàn)狀について伝えた。

韓國(guó)では14年4月16日、旅客船セウォル號(hào)が沈沒(méi)する事故が発生し、高校生ら304人が犠牲となった。記事によると、事故から5年が過(guò)ぎた今も、生存者らは「なぜ救助活動(dòng)が行われなかったのか」との疑問(wèn)を抱き続けている。セウォル號(hào)関連で刑事処罰された海洋警察は、當(dāng)時(shí)出動(dòng)した123警備艇の責(zé)任者だった警長(zhǎng)1人のみで、多くの犠牲者を出したにもかかわらず指揮部の一部は昇進(jìn)までしたという。

また、セウォル號(hào)の沈沒(méi)原因も分かっていない。內(nèi)部欠陥と外部要因のいずれも不明瞭のままだが、當(dāng)時(shí)の狀況をよく知るイ?ジュンソク船長(zhǎng)をはじめとするセウォル號(hào)の乗組員らは今も固く口を閉ざしているという。船內(nèi)の監(jiān)視カメラも沈沒(méi)の3分前から中斷され、何の記録も殘っていない。デジタルビデオレコーダー（DVR）からはねつ造された形跡が見(jiàn)つかっているという。さらに、事故前の國(guó)家情報(bào)院の接待記録が船員手帳に書(shū)かれているなど、セウォル號(hào)と國(guó)家情報(bào)院の関係にも疑問(wèn)が殘っている。

3度の聴聞會(huì)を?qū)g施したセウォル號(hào)特別調(diào)査委員會(huì)をはじめ、セウォル號(hào)事故を調(diào)査する委員會(huì)が次々に発足しているが、明白になったことはまだないという。

最後に記事は「第2期特別調(diào)査委員會(huì)が引き継いだセウォル號(hào)関連の資料は160萬(wàn)件に達(dá)する」としつつ「強(qiáng)制捜査権のない特別調(diào)査委員會(huì)が、限られた期間と人員でどこまで真実に近づけるかどうかは未知數(shù)だ」と伝えている。

これに、韓國(guó)のネットユーザーからも「いまだに信じられない。あの大きな船が全て沈むまで何もしなかったなんて…」「船が傾き始めた時(shí)、國(guó)民はみんな『時(shí)間は十分ある。全員助かるだろう』と思った。本當(dāng)に理解できない」と嘆く聲や、「わざと助けなかったに一票。何か狙いがあったんだ」「交通事故であることは確か。誰(shuí)かが計(jì)畫(huà)した事故ではない。でもなぜ原因究明を阻止しようとする形跡がこんなにも多いのか。せめて監(jiān)視カメラが切られた原因が知りたい」「誰(shuí)かが救護(hù)艦の出動(dòng)を阻止した疑惑は必ず明らかにしてほしい。海軍參謀総長(zhǎng)の救助命令を2度も防げる場(chǎng)所はどこだ？海上事故が起きたことは仕方ないとしても、犠牲者たちはその事故で亡くなったのではなく、その事故により殺害されたんだ」など、「意図的に救助しなかった」と疑う聲が數(shù)多く寄せられている。

一方で「救助しなかったのではなく、できなかったんだ」「あの狀況でどうやって助けられた？船長(zhǎng)が責(zé)任を取って助ける以外に方法はなかった」「海洋警察も人間だ。救出は危険と判斷し、船內(nèi)に入らなかったんだよ」と主張する聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）