2013年3月5日、米ブルームバーグは、乗客のわがままからフライトが遅れたり、機(jī)內(nèi)で好き放題するなど、中國(guó)人乗客を原因とする航空関係のトラブルが頻発する理由を考察した。7日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)では今年2月、乗客を原因とする航空関係のトラブルが続発した。雲(yún)南省の昆明長(zhǎng)水國(guó)際空港では、飛行機(jī)に乗り遅れた乗客が怒りから搭乗口の機(jī)器を破壊した。北京首都國(guó)際空港では、ファーストクラスの乗客6人がシートベルトの著用を拒むなどして乗務(wù)員と口論になり、飛行機(jī)から下ろされ、同機(jī)も出発が遅れた。

広州白雲(yún)國(guó)際空港では、出発の遅れから乗客が関係者を毆打した。また、パリ発武漢行きの機(jī)內(nèi)では、中國(guó)人乗客がワインをくすねてキャビンアテンダント（CA）から注意されたなど、これ以外にも報(bào)道されていない類似の事件が數(shù)多く起きている。當(dāng)然、トラブルを起こす乗客は中國(guó)人だけではないが、報(bào)道を見(jiàn)る限り、その他の外國(guó)人に比べ中國(guó)人による事例が突出している。一體何が原因なのか？

春節(jié)（舊正月）がその大きな要因の1つである。中國(guó)人にとって、春節(jié)期間中の休暇は1年のうちで長(zhǎng)期旅行が可能な數(shù)少ないチャンスであるため、この時(shí)期に人が殺到する。そのため、受け入れ側(cè)がさばき切れなくなり、遅延やトラブルが頻発し、乗客の怒りを引き起こす。

また、初めて飛行機(jī)に乗る人が多いことも原因の1つだ。列車(chē)などに比べて高品質(zhì)のサービスが受けられるだろうと大きな期待を持っていたにもかかわらず、遅延などのトラブルに巻き込まれ、失望から怒りに変わるなどである。

一方、常軌を逸した行為によるトラブルは、乗客が引き起こすだけではない。報(bào)道によると、中國(guó)ではわずか9カ月間に、爆弾脅迫事件によるフライトの遅れが45件も発生している。

こうした悪列な行為は、一部の外國(guó)人にとっては驚くべきことであるが、メンツを重視する中國(guó)人にとっても耐え難いことになりつつある。あるネットユーザーは「恥ずかしい行為が中國(guó)人のメンツを丸つぶれにしている」と書(shū)いた。また、あるCAは「同胞に偏見(jiàn)を持っているわけではないが、外國(guó)人乗客の方が楽。シートベルトも進(jìn)んで締めるし、靴を脫いで臭い靴下で機(jī)內(nèi)を歩き回ることもないし、トイレでも使用後はきちんと水を流すから」と本音を語(yǔ)っている。

一方、中國(guó)メディアは通常、外國(guó)の道徳観が中國(guó)よりも優(yōu)れているという見(jiàn)方に反対するが、現(xiàn)在は多くの中國(guó)メディアが「こうした現(xiàn)象は教育不足がもたらした道徳観の低下や素養(yǎng)が関係している」と報(bào)じている。（翻訳?編集/HA）