2019年4月10日、韓國(guó)?KBSは「特派員レポート」として、ベトナム戦爭(zhēng)の地雷被害者たちの現(xiàn)在を伝えた。

ベトナム戦爭(zhēng)は1975年に終結(jié)したが、その後もベトナムでは地雷と不発弾により少なくとも4萬(wàn)人が死亡、6萬(wàn)人が負(fù)傷したとされている。まだ把握されていない被害も多く、実際の規(guī)模はこれよりもはるかに大きいと見(jiàn)られているという。

KBSの記者は、かつての激戦地だった中部クアンビン省を訪(fǎng)れ、地雷被害者の男性を取材。男性は、9歳の時(shí)に地雷事故に遭い破片が脊椎に刺さったが、貧しさから満足に治療を受けられず、「骨の成長(zhǎng)とともに苦しみを味わった」と話(huà)している。首から骨盤(pán)まで硬直し、現(xiàn)在も背中を丸めることができず、橫になったり歩いたりするのも不便な狀態(tài)だという。また別の55歳の男性は「地雷とは何なのかという教育が必要」と訴えた。小學(xué)生の頃、丸い物體が地雷とは知らず、ボールのように蹴ろうとして爆発。右腕を失ったという。

専門(mén)家によると、ベトナム戦爭(zhēng)當(dāng)時(shí)、米軍が投下した砲弾?地雷は合計(jì)1500萬(wàn)トンに及ぶと推定される。このうち80萬(wàn)トンほどが今も不発弾として地中に存在するという。ベトナム國(guó)防省は、このうち除去できたのは3．2％とみている。記事は「ベトナム國(guó)土の18．82％が、今も地雷や不発弾に汚染されている」と指摘している。

記事によると、韓國(guó)政府は來(lái)年まで2000萬(wàn)ドル（約22億円）の予算を投じる計(jì)畫(huà)で、國(guó)連開(kāi)発計(jì)畫(huà)（UNDP）、ベトナム國(guó)家地雷対策センター（VNMAC）とともに不発弾、地雷除去事業(yè)を進(jìn)めている。先月にはクアンビン省に、地雷探知機(jī)200個(gè)を追加支援した。キム?ドヒョン駐ベトナム韓國(guó)大使は「ベトナムと韓國(guó)はどちらも戦爭(zhēng)を経験し、その後に発展を遂げてきたという共通點(diǎn)がある。この地域の発展のために、安全問(wèn)題の解決が必要だ」とコメントしている。

記事は「19年続いたベトナム戦爭(zhēng)は44年前に終わったが、住民たちはまだ地面に埋まった地雷におびえている。彼らは戦爭(zhēng)の破片が安全に取り除かれることを願(yuàn)っている」と伝えている。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「過(guò)去の過(guò)ちを謝罪し、ベトナムとの友好のために支援を」との聲が寄せられ、多くの共感を得ている。

しかし、一方で「ベトナム戦爭(zhēng)に対する謝罪と補(bǔ)償、そして復(fù)興支援は、反戦と平和を目指す広い意味でも必ず必要なこと。しかし、參戦した國(guó)は韓國(guó)以外にも多數(shù)あるのに、まるで韓國(guó)がベトナムを侵略でもしたかのような報(bào)じ方をしている」「ベトナムの地雷は全部、韓國(guó)が設(shè)置したとでも？」「韓國(guó)は參戦したが、米軍が主だった。なのに韓國(guó)に全てをかぶせるのか？」というような反対意見(jiàn)や、「韓國(guó)にも地雷被害者はたくさんいるのに、彼らには見(jiàn)向きもせず、何をしているのか」「朝鮮戦爭(zhēng)の虐殺と地雷被害者たちは米國(guó)、北朝鮮、中國(guó)、そして韓國(guó)に謝罪を求めろという報(bào)道はなぜ出ないのか？」などの聲も多く見(jiàn)られた。（翻訳?編集/麻江）