天皇陛下が中國を訪問する可能性が高い理由―中國メディア

Record China    2019年10月26日(土) 8時20分

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22日、観察者網(wǎng)は、即位禮正殿の儀を終えた天皇陛下の最初の単獨訪問國が中國になる可能性について論じた、遼寧大學(xué)日本研究センター客員研究員?陳洋氏の文章を掲載した。寫真は皇居。

2019年10月22日、観察者網(wǎng)に、即位禮正殿の儀を終えた天皇陛下の最初の単獨訪問國が中國になる可能性について論じた文章が掲載された。著者は遼寧大學(xué)日本研究センター客員研究員?陳洋(チェン?ヤン)氏。

文章は、1990年の上皇さまの即位時には呉學(xué)謙(ウー?シュエチエン)副首相を派遣したのに対し、今回の即位禮正殿の儀で中國政府はより序列が高い王岐山(ワン?チーシャン)國家副主席を「習(xí)近平(シー?ジンピン)主席の特使」という肩書き付きで出席させたと紹介。その背景には、上皇さまの在位期間における日中関係改善に向けた貢獻(xiàn)に対する、中國政府の評価がうかがえるとした。

また、日中関係は昨年から改善ムードが続いており、特に今年下半期には両國関係の発展がさらに深い層でも進(jìn)み始めているとし、7年ぶりとなる日中戦略対話の再開、10年ぶりとなる中國海軍艦艇の日本訪問と、経済だけでなく防衛(wèi)関係においても両國の安定、友好に向けた基礎(chǔ)作りが進(jìn)んでいると説明。このタイミングで中國政府高官が日本の皇室の活動に出席したことは、「日中関係の発展に向けてトップダウン式の促進(jìn)作用を持つほか、來年の中國首脳による訪日に向けても日本社會に良いムードを生むことにつながる」と評している。

その上で、即位禮正殿の儀を終えて內(nèi)外に即位を宣言した天皇陛下が最初にどの國を訪問するかに注目と期待が高まっているとし、「現(xiàn)狀ではまず中國に単獨訪問する可能性がより高まっている」との見方を示した。その根拠として、上皇さまが即位後に初めて単獨訪問したのも中國だったことを挙げ、1992年の日中國交正?;?0周年に合わせての訪問だった上皇さま同様、2022年の同50周年に合わせて天皇陛下が中國を訪問することになるだろうと予想した。

さらに別の根拠として、天皇陛下が即位後初めて面會した外國の要人が、駐日大使退任目前だった程永華(チョン?ヨンホア)氏だったことにも言及?!钢卮螭圣ⅴ伐钎螗趣k生しない限り少なくとも向こう數(shù)年は日中関係が良好な狀態(tài)を保つとみられ、この狀況も天皇陛下が中國を最初の単獨訪問地とする可能性を高めている」と解説した。

そして最後に「天皇陛下が、平和を熱愛する父親の精神を受け継ぎ、令和時代の皇室外交が引き続き日中関係発展に貢獻(xiàn)することを願う」と結(jié)んでいる。(翻訳?編集/川尻

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