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10日、人件費の大幅な上昇や人材不足が海外製造業(yè)者の脫中國化を促進している。資料寫真。
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2012年12月10日、CNN(電子版)は中國に進出している英國企業(yè)を例に挙げ、人件費の大幅な上昇や人材不足が海外製造業(yè)者の脫中國化を促進していると指摘した。12日付で環(huán)球時報が伝えた。
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クッションなどを製造するある英國企業(yè)は04年に中國?浙江省に工場を設(shè)立し、現(xiàn)在は生産の半分以上を同工場でまかなっている。しかし、同社は現(xiàn)在、人件費急増などの原因で、中國から撤退し英國への工場回帰を検討している。
同社によると、中國が世界貿(mào)易機関(WTO)に加盟する以前、同社の競合相手の中國企業(yè)の製品販売価格は、同社の製造コストさえ下回っていた。當時の為替レートや英國に比べて約10分の1の人件費を考慮し、同社は中國進出を決定。04年に浙江省に工場を設(shè)立した。
しかし、現(xiàn)在は様相が一変。中國國家統(tǒng)計局のデータによると、中國で製造業(yè)に従事する労働者の昨年の給與は約20%上昇した。同社の人件費総額は工場設(shè)立以來約5倍に膨れ上がっているという。さらに、運送費や梱包費用、関稅、原材料コストなどの上昇が加わり、中國での製造に以前ほどメリットがなくなっている。
一方で、同社がちゅうちょしているのは、英國へ工場を戻すにしても、中國と同様に人材不足という問題に突き當たるからだという。ただし、両國に存在する人材不足の原因には大きな違いがある。
英國では大部分の工場労働者が50?60歳代に達しており、技術(shù)を持った若い労働者が見つかりにくい。これに対し、中國では若くて技術(shù)を持った労働者はいるものの、條件の良い働き口があればすぐに転職するなど、安定した労働力が確保できない。中國では特に、工場労働者が春節(jié)(舊正月)の帰省をきっかけにして、より條件の良い職場へと転職するケースが多い。
こうした狀況に、同社だけではなく、歐米から中國へ進出してきた多くの工場が、自國への回帰や他國への移転をすでに決定したり、現(xiàn)在検討しているという。(翻訳?編集/HA)
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