2019年2月11日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は、在韓米軍の駐留経費(fèi)について「米國の圧力により韓國の今年の負(fù)擔(dān)額は初めて1兆ウォン（約970億円）を超えることになった」と報(bào)じた。

記事は「在韓米軍の駐留経費(fèi)の韓國の今年の負(fù)擔(dān)額は前年から8．2％増の1兆380億ウォン（約1014億円）となることが決まり、初めて1兆ウォンを超えることになった。韓米両國の代表者が10日午後、韓國外交部で第10回韓米防衛(wèi)費(fèi)分擔(dān)金特別協(xié)定（SMA）に仮署名すると、韓國メディアが次々とこの話題について報(bào)じた」とした。

その上で記事は、韓國?聯(lián)合ニュースの報(bào)道を引用し、「第10回SMA協(xié)定はこの1年、両國の間で最も論爭(zhēng)となった議題の一つだった。新協(xié)定に基づき、韓國は前年から8．2％増の1兆380億ウォンを負(fù)擔(dān)する。有効期間は1年だ。米國は當(dāng)初、韓國の今年の負(fù)擔(dān)額として18年の9602億ウォンを大きく上回る1兆4400億ウォンを要求し、韓國側(cè)の強(qiáng)い求めの下で若干調(diào)整したものの、『有効期間1年』で『10億ドル』を譲らなかった。韓國は終始『有効期間3～5年』で『1兆ウォン』を堅(jiān)持した。両國はその相違をめぐり、この1年間で10回の公式協(xié)議と數(shù)十回の業(yè)務(wù)會(huì)談を行ってきた。新協(xié)定の仮署名に至ったのは、2回目の米朝首脳會(huì)談を前に、韓米同盟の負(fù)擔(dān)になり得る駐留経費(fèi)負(fù)擔(dān)問題に早期に決著をつけようとする両國の意向が反映されたと受け止められる」と伝えた。

記事はまた、韓國紙?朝鮮日?qǐng)?bào)の報(bào)道を引用し、「協(xié)定は仮署名後、法制処の審査や閣議、大統(tǒng)領(lǐng)の裁可などを経て正式署名される。國會(huì)で批準(zhǔn)同意案を可決すれば、正式に発効する。ただ、有効期間が1年に決まったことで、両國はすぐに2020年以降の防衛(wèi)費(fèi)分擔(dān)について交渉を進(jìn)めなければならない。韓國は、米國が毎年圧力を強(qiáng)めることへの懸念から、次回の交渉では複數(shù)年の有効期間を勝ち取るよう努力することを決めている」とも伝えた。（翻訳?編集/柳川）