日本語を?qū)Wぶ青島職業(yè)技術(shù)學(xué)院の趙景帥さん?！赋酩幛圃挙颏筏咳毡救恕工扦ⅳ肴毡菊Z教師の影響で、自らの進(jìn)む道を見出したようだ。以下は趙さんの作文。

【その他の寫真】

私は大學(xué)に入る前まで、人生の目標(biāo)は全くありませんでした。ただ、毎日學(xué)校に行き、勉強(qiáng)するだけです?！负韦韦郡幛嗣銖?qiáng)するのか」なども考えたことがなく、親に言われるまま過ごす毎日でした。そんな私を両親は心配し、私にある提案をしました?！袱长韦蓼迌?nèi)モンゴルで生活していても、いままでと同じ人生しか歩めないかもしれない。思い切って知らない町に行って新しい人生を始めよう」と。普段の私なら、何とも思わないはずです。でもその時(shí)に両親の話を聞き心を動(dòng)かされました。そして、遠(yuǎn)く離れた青島で私の人生を変える出會(huì)いがあったのです。

大學(xué)に入學(xué)し一年生の最初の授業(yè)から坪井先生の會(huì)話授業(yè)がありました。初めて直接話した日本人も坪井先生でした。故郷で勉強(qiáng)していた日本語。通じた時(shí)の感動(dòng)は今でも忘れられませんし、私の日本語を褒めてもくれました。子どもの時(shí)からアニメが好きで、耳から覚えた日本語。話すことはなんとなくできました。ですが、正式に勉強(qiáng)したわけではありませんから、文法は全く知りません。でも、「少し勉強(qiáng)すればできる」と舐めていました?；A(chǔ)日本語は毎週試験があり、淡い期待は木端微塵に打ち砕かれました。試験のたびに私の成績はどんどん下がるばかりで、多くの先生から、毎日のように怒られて自信を無くしていきました。でも、坪井先生だけは私のことを怒らず、優(yōu)しく話しかけてくれるのです。

ある日、坪井先生は、「趙君は毎日アニメの描いてあるカバンや文具を持っているけど本當(dāng)にアニメが好きなんだね」と話しかけてくれました。私は、高校生のころからこのようなものを持っていました。高校の先生は私のアニメグッズを見ただけで、怪訝な顔をするか非難をするばかりでした。でも坪井先生は、「アニメが好きなのは悪いことではないよ。原文でわかるように頑張ろうね」と言うのでした。アニメを否定しない先生を見たのは初めてでした。その日から原文でアニメを理解したいと思うようになり、日本語に興味を持つようになったのです。そして、將來「アニメと日本語で何かをしたい」という漠然とした目標(biāo)を立てるようになりました。

志は高くなったのですが、やはり、試験は全く駄目でした。一年生の春學(xué)期。能力別クラス編成が始まりました。私は、會(huì)話以外他の成績は悪く、Bクラスに入ることになりました。落ち込んでいる私を見て、坪井先生は、「趙君はなんでアニメが好きなの？」と聞くのです?！该姘驻い扦工椁扦埂工却黏à毪?、「『好きこそものの上手なれ』だよ。だから、趙君も好きなアニメのために勉強(qiáng)すれば。一度しかない人生、好きなことをしてみたら」と言い、「私も、教えることが好きなので、先生をしているんだよ」と話してくれました。そうなのです。一度しかない人生、何の目標(biāo)もなく生きていても面白くないのです。私は若いのです、失敗してもまだ取り返しがつきます。

その日から、日本でアニメを?qū)Wぼうと決めたのです。ダメ學(xué)生だった私は、勉強(qiáng)方法も変え、毎日必死で勉強(qiáng)しました。そして、學(xué)校代表としてスピーチ大會(huì)の選手として全國大會(huì)に出場できるような學(xué)生に変わったのです。スピーチ大會(huì)の成績は2位でしたが、それでも十分満足です。ダメ學(xué)生だった私が、先生に認(rèn)められるようになっただけでも大きな進(jìn)歩です。そして、なによりの収穫は、正しい方法で一生懸命努力すれば、良い結(jié)果が得られるということが分かったことです。今までの私は、漠然と勉強(qiáng)しているだけでした。でも、先生の指導(dǎo)のおかげで、勉強(qiáng)方法も學(xué)ぶこともでき、今は何事も絶対に成功できるという自信を持てるようになりました。私は、來年日本でアニメを勉強(qiáng)することが決まりました。留學(xué)したら、辛いことがたくさんあるでしょうが「好きな物のためなら何でもできる」。その気持ちでこれから頑張っていこうと思っています。（編集/北田）

※本文は、第十三回中國人の日本語作文コンクール受賞作品集「日本人に伝えたい中國の新しい魅力」（段躍中編、日本僑報(bào)社、2017年）より、趙景帥さん（青島職業(yè)技術(shù)學(xué)院）の作品「忘れられない日本語教師の教え」を編集したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報(bào)社の許可を得て掲載しています。