勢い増す中國の「大灣區(qū)」とは?中心地で孫文の故郷の中山市が日本で投資交流會

Record China    2018年10月31日(水) 16時0分

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30日午前、東京の日中友好會館で「2018年中山市投資交流會」が開かれた。中山市商務局の張峻峰副局長が出席し、中山市の投資環(huán)境を紹介した。寫真は中山市商務局とMIJBCセンターの調印式。

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2018年10月30日午前、東京の日中友好會館で「2018年中山市投資交流會」が開かれた。中山市商務局の張峻峰(ジャン?ジュンフォン)副局長が出席し、中山市の投資環(huán)境を紹介した。

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中山市は広東省、香港、マカオなどが所屬する大灣區(qū)のほぼ中心にあり、製造業(yè)を主な産業(yè)とする都市。設備が充実した産業(yè)が數(shù)多くあり、市全體で38カ所の國家級産業(yè)基地を有している。設備製造、電子機器、家電、健康醫(yī)薬など、1000億元(約1兆6000億円)の市場規(guī)模を持つ産業(yè)が四つ存在する。また、照明器具、金屬施錠具、高級木材家具、加熱機器、紡績服飾、遊戯設備などは同市の伝統(tǒng)的な製造分野となっており、照明器具、金屬施錠具、高級木材家具、遊戯設備は全國で30~70%の市場シェアを獲得している。

中山市は、伝統(tǒng)的な特色産業(yè)の継続的な発展を促すとともに、ハイエンド裝備製造、新世代情報技術と健康醫(yī)薬などの新興産業(yè)の発展も重視し、新興産業(yè)の育成や産業(yè)構造の最適化を行っている。張副局長の紹介によると、中山市は同市の優(yōu)れた資源を集め、153平方キロの9大産業(yè)プラットホームを建設。同プラットホームでは、ハイエンド裝備製造、バイオ醫(yī)薬、新世代情報技術、デジタルエコノミー、新素材などの戦略的新興産業(yè)の発展に注力し、複數(shù)の先進製造業(yè)の集まりを形成するという。

張副局長の紹介によると、中國の改革開放初期の時點で、日本の商工界は中國市場に進出し発展の道を模索した。日本が中山市で直接投資した案件は累計で124件、投資総額は累計15億3300萬ドル(約1730億円)。主な投資先は製造業(yè)や流通業(yè)で、中山市での投資について張副局長は「現(xiàn)在、新たな発展のチャンスが來ている。多くの日本の企業(yè)家が中山市に訪れ、交流を深め協(xié)力関係を築き投資が盛んになることを期待している」と語った。

中山市は中國の偉人である孫文(中國では『孫中山』の呼稱が一般的)の故郷で、かつては香山県と呼ばれていた。その後孫文の偉業(yè)を顕彰し中山市に改稱された。同市の総面積は1800平方キロで、常住人口は320萬人。世界各地の國や地域に約100萬人の中山市出身者が住んでいると言われている。1人當たりの國內総生産(GDP)は1萬5000ドル(約167萬円)に達し、50余りの國や地域から3900余りの外資企業(yè)が集まっている。

今回の中山市投資交流會には、日本の鉄鋼、自動車製造、ロボット開発、醫(yī)薬などの8業(yè)界から60社余りの代表者が集ったほか、中小企業(yè)の參加者も交流會に出席した。日本の中小企業(yè)がいかに中國でチャンスをつかむのかについて張副局長は、「良い案件があれば中山市は大歓迎する。中國でビジネスパートナーや投資家を探している場合はサポートし、立案やビジネス展開を支援する」と語っている。

交流會の結びで、中山市商務局と日本のMIJBC(Made in Japan by China)センターは、雙方の協(xié)力に関する?yún)f(xié)議書の調印式を行った。MIJBCは、「日本と中國が競爭するのではなく、共同(協(xié)働?協(xié)同)して新しいものを作ろう」という理念の基に立ち上がった組織で、日中共同のものづくりや共同研究開発を行い、培ったブランド力で世界に進出することを目的としている。中國側は國內外に持っている販路や資金、日本側は生産や開発拠點など、雙方の優(yōu)れた點を合わせてともに世界進出を目指している。(翻訳?編集/內山)

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