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5日、三越や高島屋などの老舗百貨店は來年、上海などで新店舗を設(shè)立する予定だ。寫真は三越伊勢丹ホールディングスの臺灣子會社?臺灣新光三越と北京華聯(lián)の共同出資により北京に設(shè)立された高級デパート「新光天地」。
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2012年9月5日、人民網(wǎng)日本語版によると、イトーヨーカドー、イオンなどの大衆(zhòng)的な百貨店が中國市場で足場固めを行う中、新たな日系百貨店が中國市場に攻勢をかけようとしている。3日発表された情報によると、三越や高島屋などの老舗百貨店は來年、上海などで新店舗を設(shè)立する予定だ。日系百貨店の市場判斷能力は誰もが認(rèn)めるものだが、中國は今まさに、ショッピングモール時代に向け歩みを加速している。今回の日系百貨店による中國市場進(jìn)出は、長い道のりを歩むことになるだろう。北京商報が伝えた。
【その他の寫真】
◆日系老舗百貨店の進(jìn)出
日本政策投資銀行はこのほど発表したビジネス戦略調(diào)査報告書の中で、中國が日系百貨店の主な投資先となると指摘した。三越や高島屋などの老舗百貨店は來年、上海などで新店舗を設(shè)立する予定だ。
三越と高島屋は、日本國內(nèi)では高級百貨店として知られる。三越伊勢丹ホールディングスは日本最大の百貨店チェーンを経営するグループだ。10數(shù)年間の日本勤務(wù)歴を持つ、某日系百貨店の関係者は、「三越と高島屋は日本では典型的な『質(zhì)を重視する』百貨店で、土地選定や店內(nèi)のデザインに秀でている」と指摘した。
◆本土市場が飽和化
上述した報告書は、「日本の百貨店業(yè)界は各種専門店の臺頭や30?50代の衣料品支出の減少を受けて収益が低迷している。海外進(jìn)出が重要な突破口となる」とまとめた。三越や高島屋など、本土での発展に取り組んできた企業(yè)も、隣國に店舗を開設(shè)している。北京市の高級デパート「新光天地」は、三越伊勢丹ホールディングスの臺灣子會社?臺灣新光三越と北京華聯(lián)の共同出資により設(shè)立された。新光三越の蘇州店も、計(jì)畫通りであれば來年に開業(yè)する予定だ。
本土市場での経営が疲弊する狀況下、日本の商業(yè)施設(shè)の価格も低下している。キャピタモールズ?アジアは先ごろ、東京の大型ショッピングモールのオリナスモールを買収した。賃貸可能な面積に基づき計(jì)算すると、同ショッピングセンターの買収価格は1平方メートル當(dāng)たりわずか4萬3300元(約52萬円)となる。ある臺灣系百貨店の関係者は、「日本本土の小売業(yè)が疲弊しており、海外企業(yè)にとって現(xiàn)在の買収価格はリーズナブルだ」と語った。
◆中國進(jìn)出のタイミング
日系高級百貨店は、本土市場の経営難により海外進(jìn)出を迫られているが、中國進(jìn)出のタイミングは大衆(zhòng)的な百貨店が進(jìn)出したころに及ばない。ある業(yè)界関係者は、「日本はビジネスが高度に成熟した地區(qū)であり、過去20年間にわたり、きめ細(xì)かいサービスと差別化を行ってきた。しかし現(xiàn)在の中國市場では、イオンモールやイトーヨーカドーのような大型ショッピングモールの人気が高い」と指摘した。
王府井百貨や銀泰百貨など、中國の大手百貨店はショッピングモールを主力としている。日系高級百貨店はブランド、チャネル、店內(nèi)レイアウトなどを得意とするが、中國は現(xiàn)在ショッピングモールの時代を迎えている。日系高級百貨店の進(jìn)出には課題も少なくない。
タイミングの問題の他に、ある日系百貨店の関係者は、「日系高級百貨店が中國進(jìn)出後に直面する最大の問題は、その市場における定位置が見つからないことだ。日本の経営者は日本の管理経験をそのまま中國に移植したがるが、両國の環(huán)境は異なっている。日本の経営者は適度に手を緩め、中國市場を理解している現(xiàn)地人に店舗の経営管理を任せるべきだ」と指摘した。
さまざまな課題があるが、日系百貨店の市場判斷能力はその発展を力強(qiáng)く支える可能性がある。イオンが北安河に店舗を開設(shè)した時も、これを疑問視する聲が多く聞かれた。しかし周辺の団地が成熟するに伴い、同店舗は日系ショッピングモールの代表格となった。(編集/TF)
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