2012年8月4日、環(huán)球時報によると、ロシア紙ノーヴィエ?イズベスチヤは3日、中國での労働條件が大幅に改善されているため、條件的に見劣りするロシアに大量の中國人が移民してくることはないだろうと報じた。

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一部のロシア人は極東地區(qū)への中國人移民が膨れ上がることを懸念している。中國人労働者は勤勉で、能力が高いだけでなく、待遇への要求が高くなく、ロシア住民の受けもよかったため、ロシア企業(yè)が中國人労働者を積極的に雇用してきたことが背景にあった。

しかし、現(xiàn)在は中國本土での労働條件が急速に改善されているため、ロシア企業(yè)が昔のように簡単に中國人労働者を雇用できなくなっている。ウクライナのある企業(yè)が、肉體労働などの単純労働者を「食事?住居付き、1日10?15ドル」の條件で募集したところ、その程度ならわざわざ海外へ出かけなくても地元で充分稼げると一笑に付されたという。

現(xiàn)在、中國沿海部では労働者の慢性的な不足が続いており、各企業(yè)は労働者を引き止めるため、様々な好條件を提示している。住居だけでなく、農村から出てくるための旅費を提供したり、バスケットボール場や卓球ルーム、フィットネスジム、さらには労働者用のインターネットルームまで開設している企業(yè)さえある。また、ボーナスの支給だけでなく、米や油など生活必需品を提供する企業(yè)もあるという。企業(yè)が労働者に関心を払わなければ、労働者が次々に企業(yè)を去ってしまうからだ。

中國南部の工場では、午前8時から午前11時まで勤務し、午後1時まで休息、以降午後6時まで勤務するパターンが一般的。殘業(yè)を要する場合は、必ず労働者の同意を得る必要があり、かつ殘業(yè)代を支払わなければならない。平均月給は400?700ドル（約3萬2000?5萬6000円）程度になるため、多くの労働者が貯金をしたり、數(shù)年間働いた後に地元へ戻って商店を開業(yè)したり起業(yè)することを夢見ている。

こうした狀況から考えて、中國人が労働條件の劣るロシアへ大挙してやって來ることはあり得ないだろう。（翻訳?編集/HA）