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13日、中國が誇る映畫監(jiān)督、チャン?イーモウ氏が、先日出演した対談番組で14年11月に83歳で亡くなった俳優(yōu)の高倉健さんのエピソードを披露した。寫真は映畫「単騎、千里を走る。」より。
2018年8月13日、中國が誇る映畫監(jiān)督、チャン?イーモウ(張蕓謀)氏が、先日出演した対談番組で14年11月に83歳で亡くなった俳優(yōu)の高倉健さんのエピソードを披露した。
チャン監(jiān)督はまず、過去に映畫がどれだけ人々を熱狂させてきたかなどについて語り、「最も印象深かった映畫」として1970年代の北朝鮮映畫の名を挙げる?!袱饯欷椤工日Zり始めたのが高倉さんのエピソードだ。
「高倉健は1つの名詞だ」と話すチャン監(jiān)督は、「硬骨漢、クール」などの言葉で高倉さんを表現(xiàn)する。そして、會う約束をした時はいつも早くから準(zhǔn)備をして待っていてくれたことなどを口にし、さらに高倉さんが主演した雲(yún)南省が舞臺の映畫「単騎、千里を走る?!工丐仍挙线M(jìn)む。
チャン監(jiān)督によると、この作品は「初めて椅子に座ることなく撮った映畫」なのだそうだ。その理由について、監(jiān)督は70歳を過ぎていた高倉さんが出番のないシーンでも立って撮影を見守っていたこと、これが高倉さんの仕事に対する心構(gòu)えであることを説明し、「この姿に非常に驚かされた私は撮影チームにすべての椅子を撤去するよう命じた」と明かす。さらに、高倉さんからプレゼントされた時計についても「相手に気まずい思いをさせまいと、彼はまず自分の腕に著けた時計を『ちょっときつい』と言って私に試させる。そして『ぴったりだから、どうぞもらってください』『あなたが著ける方がよりふさわしいと思う』と言うのだ」と紹介。監(jiān)督はこうした心遣いを後になって知り、感動したそうだ。
チャン監(jiān)督はまた、高倉さんがエキストラを前に涙を流したとのエピソードも披露。受刑者を演じたエキストラが本當(dāng)の受刑者だと知った高倉さんはとても驚き、撮影終了時に「彼らに話をしたい」と監(jiān)督に打診してきたそうだ。高倉さんはそれまで自ら「話をしたい」などと要求したことはなく、當(dāng)日、受刑者らの拍手を受けて立ち上がった高倉さんは話し始めてすぐに涙聲となり、「皆さんはまだ若い。これから先があるのです。皆さんがやり直すこと、人のためになることを願っています」というようなメッセージを殘したという。
監(jiān)督は身振りを交じえて「年を重ねた人が手で顔を覆って涙を流す姿を初めて見た」とも話し、100人を超える撮影スタッフ全員がその姿を見て泣いたことも明かしている。(翻訳?編集/野谷)
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