10年以上も漓江のごみを拾い続ける日本人、不屈の人「林先生」―広西チワン族自治區(qū)桂林市

Record China    2012年7月20日(金) 14時40分

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19日、「漓江下り」で有名な桂林で10年以上も漓江沿いのごみ拾いを続けている日本人がいる。今年66歳になるこの男性は、現(xiàn)地の人から「林先生」と呼ばれ尊敬されている。寫真は漓江。

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2012年7月19日、中國新聞社はこのほど、「漓江下り」で有名な観光地?広西チワン族自治區(qū)桂林市陽朔県の漓江沿いで10年以上にわたりごみ拾いをし、観光地の景観を守り続けている日本人男性について伝えた。

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今年66歳になる林克之さんが初めて陽朔県を訪れたのは1996年。滯在期間はわずか2日間だったが、その時に登った老寨山から見た景色の素晴らしさに感動した。しかし當時は登山路が整備されていなかったため、不便さを感じた林さんはこれを整備しようと決意した。1996年から2000年の間、林さんは日本と陽朔県を何度も往復し、両親が殘してくれた遺産1600萬円を投じて、老寨山頂上までの登山路を整備した?!赣押猛ぁ工取负推酵ぁ工让扭堡空雇い?カ所、さらに登山者のために公衆(zhòng)トイレも設置した。経済的に最も苦しいときには、林さん1人で働いたこともあったという。「最初ここの人は私のことを理解できず、日本人は皆悪い人間だと思っていた」と話す林さんは、今では「日中民間交流の使者」として現(xiàn)地の人に「林先生(リンシエンション=林さん)」と呼ばれ尊敬されている。

2002年から林さんは老寨山の麓で宿泊施設を経営、世界各國から訪れる観光客を受け入れている。また、數(shù)年前から友人とともに「漓江の景観を守る史上最大の環(huán)境保護ボランティア活動」を呼びかけ、自身も漓江沿いと老寨山でのごみ拾いを続けている。今では現(xiàn)地の定年退職した高齢者たちも林さんを見習い漓江周辺のごみ拾いボランティアに參加?,F(xiàn)地政府も漓江の定期的清掃を実施するようになった。

「たった1人で異國の地でこれだけのことをやり遂げる人は、きっと善い人に決まっています」と話す林さんの奧さんは、今年38歳になる同自治區(qū)出身の中國人女性?董彬才(ドン?ビンツァイ)さん。2002年にメディアを通して林さんを知り、彼の人柄にほれ込み結婚したという。2人の間には今年8歳になる喜多郎君という男の子も生まれている。

晝ご飯を食べた喜多郎君が學校へ戻って行くと、林さんは麥わら帽をかぶり、ビニール袋と金ばさみを持っていつものようにごみ拾いに出かけて行った。(翻訳?編集/本郷)

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