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20日、中國(guó)の時(shí)事週刊誌?南風(fēng)窓は、中國(guó)の「食の安全」は産地から食卓に至るすべての段階で深刻な問(wèn)題を抱えていると論じた。寫(xiě)真は11年5月、遼寧省瀋陽(yáng)市で摘発された使用禁止の添加物を使った「毒もやし」の製造業(yè)者。
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2012年6月20日、中國(guó)の時(shí)事週刊誌?南風(fēng)窓は、中國(guó)の「食の安全」は産地から食卓に至るすべての段階で深刻な問(wèn)題を抱えていると論じた。
ほんの30年ほど前は「いかにお腹いっぱい食べるか」が中國(guó)人にとって最大の目標(biāo)だったが、今では「いかに安全な食品を食べるか」が最大の課題となっている。この「食の安全」問(wèn)題には現(xiàn)代中國(guó)が抱えるすべての弊害が凝縮されている。政府の権威失墜、企業(yè)の利益至上主義、環(huán)境汚染、道徳の崩壊、信仰の欠如、やみくもな消費(fèi)―。
まずは、農(nóng)業(yè)の問(wèn)題。中國(guó)では1983年まで有機(jī)塩素系の農(nóng)薬「DDT」を使うことが許されていた。DDTの人體への有害性は1960年代、レイチェル?カーソンの著書(shū)「沈黙の春」で取り上げられ、米國(guó)や日本では1970年代初めに使用が禁じられている。中國(guó)科學(xué)院植物研究所の蔣高明(ジアン?ガオミン)首席研究員は、中國(guó)では今でも化學(xué)肥料の平均使用量が先進(jìn)國(guó)の上限の2倍に達(dá)していると指摘する。
食肉についてはどうか。米國(guó)では1906年、マスコミが有毒な防腐剤などの使用を報(bào)じたり、アプトン?シンクレアが小説「ジャングル」で精肉業(yè)界の実態(tài)を暴いたりしたことで、連邦純正食品?薬品法と食肉検査法が制定され、米食品醫(yī)薬品局(FDA)の前身が発足した。一方、中國(guó)では先月、2004?2011年に起きた食の安全事件をデータベース化したサイト「窓の外に投げ捨てろ」が上海の名門(mén)、復(fù)旦大學(xué)の學(xué)生らによって開(kāi)設(shè)されたばかりだ。
食品添加剤はある意味、現(xiàn)代人の食生活になくてはならないものとなっているが、中國(guó)では基準(zhǔn)値超えはおろか、メラミン、マラカイトグリーン、スーダンレッドなど有害な化學(xué)物質(zhì)が代替品として使われるという事件が頻発している。先進(jìn)國(guó)のような監(jiān)視?監(jiān)督體制が整っていないのがその大きな原因だ。
中國(guó)には約40萬(wàn)の食品加工業(yè)者が存在するが、生産許可証を得ているのはそのうちの約12萬(wàn)社。中小業(yè)者と比べ、大手であれば品質(zhì)管理體制は萬(wàn)全かと思いきや、メラミン入り粉ミルク事件では三鹿、蒙牛など大手有名メーカーの不正が相次いで発覚し、消費(fèi)者をがっかりさせた。
政府當(dāng)局も安全性を無(wú)視した利益至上主義に走る企業(yè)の暴走を止められない。中國(guó)には食の安全を取り締まる法律が100余りあるはずだが、単なる飾り物と化している?,F(xiàn)代の中國(guó)人にとって、「安全な食べ物を口にすること」はぜいたくな願(yuàn)いとなってしまった。もはや、政府や企業(yè)を責(zé)めているだけでは解決しない。社會(huì)全體で監(jiān)視の目を光らせなければ、いつまでも現(xiàn)狀は変わらないだろう。(翻訳?編集/NN)
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