2018年6月27日、サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大會(huì)で、前回王者のドイツが韓國に0－2で敗れ、グループリーグ（GL）敗退が決まった。W杯チャンピオンは次の大會(huì)ではGLを突破できないというジンクスが再現(xiàn)された。

試合は立ち上がりからドイツが圧倒的にボールを保持するが、決定的なチャンスをつくれず、時(shí)折韓國に鋭いカウンターを受ける。前半は0－0で折り返したが、後半になってスウェーデンがメキシコをリードしたことで、ドイツはGL突破のためには勝利が絶対條件となった。さらに前掛かりになったドイツは計(jì)26本ものシュートを放つがゴールを奪えない。逆に後半アディショナルタイムにCKのこぼれ球をキム?ヨングォンに押し込まれると、3分後にもGKノイアーが飛び出した無人のゴールに流し込まれ萬事休す。グループF最下位に沈んだドイツは、史上初めて決勝トーナメントに進(jìn)めないという屈辱を味わった。

中國メディアの観察者網(wǎng)は「ディフェンディングチャンピオンの呪い再び！」とこの試合を伝えた。近年のW杯では、優(yōu)勝國が次の大會(huì)のGLを突破できないというジンクスがささやかれている。98年大會(huì)の優(yōu)勝國フランスは02年大會(huì)でGLを突破できず。06年大會(huì)王者のイタリアと10年大會(huì)王者のスペインも、それぞれ次の大會(huì)では決勝トーナメント進(jìn)出を逃した。そして、戦前には「盤石」と見られていた14年大會(huì)王者のドイツも、今大會(huì)でまさかのGL敗退となった。

試合前にこのジンクスが「勝機(jī)」として韓國で伝えられたことについて、日本のネットユーザーからは「ありえない」「妄想」などの厳しいコメントが寄せられたが、「ありえない」ことが起きてしまった。（翻訳?編集/北田）