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5月31日、中國の時事評論家は「中國と日本、どちらがアジアのボス?」と題した記事を中國のブログサイトに掲載した。資料寫真。
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2012年5月31日、中國の時事評論家、李[火韋](リー?ウェイ)氏は「中國と日本、どちらがアジアのボス?」と題した記事を中國のブログサイト?鳳凰博報に掲載した。以下はその內容。
【その他の寫真】
日本はアジアのボスの地位を中國に奪われることが心配でたまらないようだ。沖縄で開かれた太平洋?島サミットで、太平洋の島しょ國に今後3年間で最大5億ドル(約400億円)の資金援助をすることを表明した。中國も島しょ國にはかなりの援助をしている。中國に対抗して地域のリーダーとしての地位を向上させたい考えなのだろう。
だが、それほど心配することはない。中國と比べ、日本は依然としてかなり優(yōu)勢だ。1人當たり國內総生産(GDP)は3萬2000ドル(約250萬円)で、中國の8200ドル(約64萬円)の4倍以上。日本の昨年の特許申請數(shù)は34萬件を超え、中國の3倍以上に上っている。
日本の相対的貧困率(すべての國民の所得を順番に並べ、中央の値の半分より低い人の割合)は16%。中國の貧困人口(年収2300元=2萬9000円以下)は約1億人だ。だが、発展の勢いでみると、中國の経済成長率は過去數(shù)年、毎年平均9%増を維持しているのに対し、日本は一昨年がマイナス、昨年は0.3%増にとどまっている。
日本の債務殘高はGDPの208%だが、中國は40?70%。中國政府の発表と香港の専門家の推計に大きな差があるため、こうした表現(xiàn)になってしまうのだが。軍事費も日本の600億ドル(約4兆6800億円)に対し、中國は1000億ドル(約7兆8000億円)。日本は今年、増額したとはいえ、中國とはまだかなりの開きがある。
第2次大戦中、日本は確かにアジアのボスで、やりたい放題だった。だが、終戦後、米國にその座を奪われる。一方、中國は過去100年の間にやられてばかりの弱い國から、誰も手を出せないほどの大國へと変貌。日本とはちょうど真逆の道を歩んでいる。
いろいろ並べたが、結局、アジアのボスと呼ぶに相応しいのは中國なのか、それとも日本なのか?実はそのどちらでもない。アジアで依然として幅を利かせているのは米國なのである。(翻訳?編集/NN)
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