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山東商報(bào)は中國人の冷淡な野次馬問題をとりあげた。困っている人を誰も助けようとしない冷酷な対応は中國の「國技」だという。寫真は昨年10月、合肥市。オートバイで転倒し負(fù)傷した男性を通行人は誰も助け起こそうとしなかった。
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2012年5月、山東商報(bào)は中國人の冷淡な野次馬問題をとりあげた。
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「看客」(見物)は國技とまで言われた中國人的行動(dòng)。なにか事件があるとたちまち野次馬が集まるが、見物に熱中するばかりで人助けをしようとしない。実はこうした野次馬根性は古來から続くもの。清代の書、『右臺(tái)仙館筆記』には女性の鞭打ち刑を見るため多くの野次馬が集まったエピソードが殘されている。ただし期待していたお尻への鞭打ちではなく、平手打ちの刑だったため、野次馬たちは怒って帰ったのだとか。
こうした心ない野次馬行為は今も続いている。10年には大連発上海行きの列車でパニックとなった女性が突然服を脫ぎ出す騒ぎがあった。乗客たちは止めようとするどころか、攜帯電話で撮影するばかりだった。11年8月には上海で女性が飛び降り自殺を図る事件があった。飛び降りを戸惑う女性に野次馬たちは「早く飛び降りろ」とはやし立てた。
もちろん良心を持つ人は少なくないが、それ以上に多いのが無慈悲な野次馬。面倒なことに巻き込まれないようにする「賢明」な人たちだ。ただそれは「莫管閑事」(やっかいごとにかかわるな)という教訓(xùn)を間違えて覚えている人たちだろう。こんな社會(huì)であれば、自分が困った時(shí)に誰が助けてくれるのか。よく考えておくべきだろう。(翻訳?編集/KT)
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