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中國が弾道ミサイル「DF-41」の10回目の発射実験を行ったとの見方が強まっている。専門家から完成は間近との聲が出ている。同ミサイルは固體燃料式で、複數(shù)の核弾頭を搭載して米國本土が攻撃可能とされる。
中國メディアの環(huán)球時報は7日、中國が弾道ミサイル「東風(fēng)-41(DF-41)」の10回目の発射実験を行ったと見られると報じた。専門家から完成は間近との聲が出ているという。DF-41は固體燃料式で、複數(shù)の核弾頭を搭載して米國本土が攻撃可能とされる。
環(huán)球時報は米國メディアを引用して、DF-41は山西省太原で発射され西に向け數(shù)千キロメートル以上を飛行してゴビ砂漠に設(shè)けられた目標(biāo)に落下したと見られるとした。同日は中國北西部に臨時の飛行禁止空域が設(shè)けられたが、昨年(2017年)にDF-41の発射実験が行われた際と同じ狀況だったという。
中國の軍事専門家である宋忠平氏は、DF-41の5月の発射実験の情報について「信用できる」と説明。同ミサイルの発射実験としては10回目であり、配備に向け最終段階になったとの見方を示した。宋氏によると、5月の実験結(jié)果を評価して問題がないと判斷されれば制式採用され、量産と関連部隊への配備が始まる可能性があると論じた。
DF-41は固體燃料式で射程距離が1萬2000-1萬5000キロメートル。中國本土で発射して米本土を攻撃できる能力があるとされる。固體燃料式ミサイルは燃料(推進(jìn)剤)を搭載した狀態(tài)で保管するので、発射の直前に燃料注入が必要な液體燃料式ミサイルと異なり、短時間での発射が可能だ。つまり、「発射の決斷」を察知され相手に反撃される可能性が大幅に低減する。
また、DF-41は鉄道や道路による移動しての発射が可能なので、発射直前に攻撃されるリスクはさらに少なくなると見られている。
さらに、ミサイル1基に10個の弾頭を搭載でき、相手國の迎撃に対抗する「貫通能力」も増強されていると推定されている。DF-41の実用化により、中國の米國に対する核先制能力が大幅に強化される可能性がある。(翻訳?編集/如月隼人)
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