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2012年1月22日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、中國(guó)舊正月の風(fēng)習(xí)「年夜飯」をめぐる政府規(guī)制について紹介している。寫真は20日、上海市家庭サービス業(yè)界協(xié)會(huì)が実施した?jī)?yōu)秀家政婦を招いての忘年會(huì)。
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2012年1月22日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、中國(guó)舊正月の風(fēng)習(xí)「年夜飯」をめぐる政府規(guī)制について紹介している。
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2012年の舊正月は1月23日。前日は「除夕」(大みそか)と呼ばれ、一家そろって「年夜飯」と呼ばれる夕飯を食べる風(fēng)習(xí)がある。最近ではレストランやホテルで豪華な「年夜飯」を食べる人が増えてきたが、トラブルを恐れた各地の地方政府は「年夜飯登録制」を推進(jìn)している。
毎年、舊正月が近づくと「ゴージャス年夜飯」関連のニュースがメディアをにぎわす。やれ超高級(jí)フカヒレだ、1本10萬(wàn)元(約120萬(wàn)円)の白酒だ、1卓8888元(約10萬(wàn)6000円)のコース料理だ、云々。さらには「セクシー下著ショー付き年夜飯」などとんでもない企畫で勝負(fù)する會(huì)社も。
高級(jí)レストラン、ホテルにとっては稼ぎ時(shí)だが、その一方でトラブルも絶えない。収容能力を超えて予約を取り、家族で楽しく食事しようとレストランに行ってみたら席がなかった、高い金を払って「超高級(jí)VIPセット」を予約したら、みすぼらしい食事しか出てこなくてケンカにというのが主要パターンだ。
毎年同じトラブルが続くことに業(yè)を煮やしたのか、各地の地方政府が「年夜飯登記制」を推進(jìn)している。詳細(xì)は各地方によって異なるが、一定人數(shù)以上の年夜飯を提供する企業(yè)は政府に屆け出をする必要があったり、許容人數(shù)を超える受け入れは許可されなかったりといった?jī)?nèi)容だ。
誰(shuí)も働きたくないこの舊正月期間。その効果のほども定かでない屆け出を受理しなければならない役所の皆様、ご苦労さんといったところだろうか。
さて、上述の年夜飯関連のトラブルを読むと、日本人的には昨年一世を風(fēng)靡した「グルーポンおせち」が想起される。中國(guó)はどうかというと、もちろんグルーポン系共同購(gòu)入サイトで、お安く年夜飯が予約できる仕組みだ。共同購(gòu)入ガイドサイト?団800発表の統(tǒng)計(jì)によると、北京、上海、広州など主要10都市で販売された年夜飯は5萬(wàn)4000件、総額3000萬(wàn)元(約3億6000萬(wàn)円)近いという。
とはいえ、トラブルが多いのも事実?!?jìng)€(gè)室使用不可」「飲料の持ち込み禁止」(中國(guó)では飲食店への飲料の持ち込みは基本的にOK。経費(fèi)で飲み食いできない一般人は近くの酒屋で買って持ち込むケースが多い)などの細(xì)かい制限があるほか、「宣伝されているほど豪華な料理じゃない」「チケットは買えたのに、満?jiǎn)Tで予約できなかった」などというケースも。新聞では、「グルーポン系サイトでの年夜飯購(gòu)入に注意しよう」などという呼びかけもあった。
國(guó)営系メディアの新華網(wǎng)は、「年夜飯の自宅回帰傾向が次第に強(qiáng)まる」という記事も掲載しているが、「どのホテルも満席だから仕方ない」とのコメントもあり、「家のほうがのんびりできるし、トラブルもないし、そのほうがよいのでは?」という願(yuàn)望を含めた記事のようにも見える。
年夜飯はもともとが自宅で食べるものではあるが、その準(zhǔn)備は大変だ。多くの親族が集まる家では、料理のできる人が1日がかりで料理を作りまくることになる。この苦労を考えれば、ホテルでの食事に人気が出たのも理解できるのだが…。(筆者:chinanews)
■中國(guó)在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運(yùn)営。ネットの流行から社會(huì)事情、事件、スポーツ、蕓能など中國(guó)関連のトピックを幅広く紹介している。
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