両會(huì)で注目される日中関係、専門(mén)家の目に映る緩和と懸念―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2018年3月8日(木) 15時(shí)20分

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中國(guó)にとって3月は「全國(guó)両會(huì)」シーズンだ。日中関係の発展に関心を持つ人々にとって、3月は日中関係が回復(fù)?改善という良好な発展の道へと真に向かうことへの期待を抱く時(shí)期とも言える。資料寫(xiě)真。

中國(guó)にとって3月は「全國(guó)両會(huì)」(全國(guó)人民代表大會(huì)?全國(guó)人民政治協(xié)商會(huì)議)シーズンだ。日中関係の発展に関心を持つ人々にとって、3月は日中関係が回復(fù)?改善という良好な発展の道へと真に向かうことへの期待を抱く時(shí)期とも言える。(文:厖中鵬?中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本研究所副研究員)

最近の日中関係には前向きで注目に値する好転の兆しが生じている。日本政府要人は日中関係緩和に向けた積極的なメッセージを立て続けに発している。これは良い兆しであり、肯定に値すると言えよう。2018年は日中関係にとって、大変非凡な1年であり、日中平和友好條約締結(jié)40周年にもあたる。このような特別な年に、日中関係が転機(jī)を迎えることができれば、日中平和友好條約締結(jié)40周年にとって最良の記念となる。

全國(guó)政協(xié)第13期第1回會(huì)議の王國(guó)慶(ワン?グオチン)報(bào)道官は2日、日中関係に関する記者の質(zhì)問(wèn)に答えた際、「日中関係にはいい時(shí)も悪い時(shí)もある。その原因は、歴史問(wèn)題に対する日本政府の認(rèn)識(shí)が二転三転する點(diǎn)と中國(guó)を日本の戦略的ライバルと見(jiàn)なす日本の一部政治屋の狹い考えにある。過(guò)去の忘卻を試み、歴史を直視する勇気のない國(guó)が尊敬を得るのは難しく、一心に近隣國(guó)を戦略的ライバルと見(jiàn)なそうとする國(guó)は未來(lái)を得られぬ運(yùn)命にある。上の世代の政治家が提唱した『歴史を鑑として未來(lái)に向かう』という言葉を真に成し遂げ、両國(guó)民の幸福を真に出発點(diǎn)とすることさえできれば、日中関係は必ずこの『いい時(shí)も悪い時(shí)もある』の悪循環(huán)を脫することができる」と指摘した。

では、どうすれば日中関係を真に好転させ、安定した道へ向かわせることができるのだろうか?

第1に、日本側(cè)は歴史問(wèn)題と領(lǐng)有権問(wèn)題が「大したことではない」といったような小さな問(wèn)題ではないことを明確に認(rèn)識(shí)するべきだ。日本側(cè)は歴史問(wèn)題と領(lǐng)有権問(wèn)題が日中関係における「レッドライン」であり、日中関係における「高圧線」であることを知るべきだ。日本側(cè)は歴史問(wèn)題と領(lǐng)有権問(wèn)題の扱いにおいて、終始畏敬の念を抱き、歴史問(wèn)題と領(lǐng)有権問(wèn)題は高度に敏感な問(wèn)題であることを常に銘記すべきだ。もし日本側(cè)が歴史問(wèn)題と領(lǐng)有権問(wèn)題で逸脫することも辭さないのなら、必ず大きな代償を払うことになる。

第2に、日本側(cè)は考えを変え、時(shí)代後れの冷戦思考を捨てるべきだ。まさしく時(shí)代後れの冷戦思考に導(dǎo)かれる形で、日本側(cè)は中國(guó)のすべての合法的で理と情にかなった発展や進(jìn)歩を脅威や挑戦と見(jiàn)なし、さらには焦慮を募らせ、容認(rèn)できないとすら考えている。このため、引き続き米國(guó)との同盟関係を強(qiáng)化しようとし、また中國(guó)と溝がある國(guó)をもっと抱き込み、共に中國(guó)の発展を封じ込め、抑え込もうと愚かにももくろんでいる。このように冷戦思考にひどく囚われている日本政界が、冷戦思考の泥沼にはまり抜け出せない日本政府要人が、どうして中國(guó)の発展と拡大を冷靜に、客観的に、公正に受け止めることができるだろうか?そして日中関係の前向きな発展を真に後押しすることができるだろうか?

第3に、日本側(cè)は日中友好関係の発展を長(zhǎng)期的?戦略的行動(dòng)とするべきであり、日中関係を「都合が良ければ用い、悪ければ捨てる」道具と見(jiàn)なしてはならない。もし日本政府要人が、対中関係の深化を長(zhǎng)期的?戦略的行動(dòng)と考え、長(zhǎng)期的にマクロ的な視點(diǎn)から、さらには日中の子々孫々の利益のためと考え、さらに対中関係発展において外部や國(guó)內(nèi)のいかなる要因の妨害も受けないのなら、この方式に従って発展する日中関係はいつか必ず長(zhǎng)期的な安定した進(jìn)歩とレベルアップを成し遂げることができるだろう。

第4に、「まいた種は自ら刈り取れ」。日中関係の膠著狀態(tài)という「結(jié)果」をもたらした日本側(cè)がその「原因」を探らなければならない。この「原因」はどこにあるのか?日本側(cè)の偏見(jiàn)に満ちて、近視眼的で、「プラグマティズム」の心理にあることをだ。まさに中國(guó)に偏見(jiàn)を抱いているからこそ、「中國(guó)は新たな覇権の脅威」といういわれなき不安を抱いているといえる。まさに中國(guó)に対して近視眼的であるからこそ、「中國(guó)との関係発展はあってもなくてもよい」という外交における迷いが生じ、「プラグマティズム」の外交思想があったからこそ、「必要時(shí)には関係を発展させ、不要時(shí)には距離を置く」という外交的悪循環(huán)があったのだ。日本側(cè)がこうした偏見(jiàn)に満ちて、近視眼的で、「プラグマティズム」の心理を徹底的に捨て去った時(shí)、日中関係は「初心を忘れず、未來(lái)を開(kāi)く」平和友好の安定した道を歩み出すことができるだろう。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/NA)

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