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第13回「中國人の日本語作文コンクール」で、最優(yōu)秀賞に選ばれた宋妍さんが、東京都內(nèi)で會見した。作文のタイトルは「『日本語の日』に花を咲かせよう」。東日本大震災(zāi)のビデオを観た衝撃と人々の支援の輪が広がったことが綴られている。寫真は宋妍さん。
第13回「中國人の日本語作文コンクール」(2017年)で、最優(yōu)秀賞(日本大使賞)に選ばれた宋妍さん(河北工業(yè)大學(xué)日本語學(xué)部4年生)が、このほど來日し東京都內(nèi)で會見した。宋妍さんが今回最優(yōu)秀賞を受賞した作文のタイトルは「『日本語の日』に花を咲かせよう」。2011年3月の東日本大震災(zāi)のビデオを観た衝撃と人々の支援の輪が、大學(xué)內(nèi)での活動を通して、広がったことへの感動が綴られている?!附?、私の大學(xué)の人々は『花は咲く』を歌っている」と記し、この歌を歌えば「日本人の心を癒すことがきっとできるはずだ。今はまだ小さな活動だが、これが中國全土に広がり、いつか國境を越え、山を通り抜け、日本人の心に屆くと信じている」と訴えている。
宋さんは會見で日本の印象を聞かれ、「小さなことにも目配りし、環(huán)境にやさしい國づくりを進(jìn)めている」と指摘。その一例として「(夜間などに作動する)信號機(jī)の押しボタン」を挙げた。「日本の街のどこにでもあり、東京五輪を控えて外國人にも使いやすいよう工夫されている。生活する人のことを考える日本らしさの象徴だと感じた」という。
また大學(xué)のある天津市のコンビニでバイトした経験から、「日本のコンビニの方がお客に配慮し、きめ細(xì)かく対応している」と感心した。
宋妍さんが日本語を勉強(qiáng)し始めたのは4年前だが、英語の學(xué)習(xí)は小學(xué)校時代からスタート。將來の夢は語學(xué)を生かして「外交官になること」。北京大學(xué)大學(xué)院への進(jìn)學(xué)も決まっている。
このコンクールは日本僑報社と日中交流研究所が主催。駐中國日本大使館、アジア調(diào)査會、中國日本商會などが後援した。中國各地の189の高校?大學(xué)から4031人が応募。292人が各賞を受賞した。
◆「中國人の日本語作文コンクール」最優(yōu)秀賞作品『日本語の日』に花を咲かせよう」の一部抜粋は次の通り
「ある日の授業(yè)で見たビデオで、東日本大震災(zāi)で被災(zāi)者がどれだけ大きな被害にあったのか身にしみるほど感じた。そして、NHKで『100萬人の花は咲く』のミュージックビデオの活動も知った。日本人はもちろん、オーストラリア人までもビデオを投稿した。外國人が歌うと、メロディーにあまり合っていない子供みたいな歌聲だったが、いつの間にか、勵ましの聲が心の底に屆き、私もやりたい思いにかられ、職業(yè)を問わず、大學(xué)構(gòu)內(nèi)にいる人に聲をかけて誘ってみた。予想外に、歌ってくれた人は多かった」
「參加者が増え、中國人の運転手さんやケニア人の院生も參加してくれた。參加者の幸せな笑顔は、まるで花が鮮やかに咲き誇っているようだ?!夯à蠁Dく』という歌を歌えば、日本人の心を癒すことがきっとできるはずだ。今、私の大學(xué)の人々は『花は咲く』を歌っている。今はまだ小さな活動だが、これが中國全土に広がり、いつか國境を越え、山を通り抜け、日本人の心に屆くと信じている」(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
八牧浩行
2017/2/26
八牧浩行
2014/1/24
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