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9日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、アップル社が中國で訴えられたと報じた。iPhoneやiPad向けのアプリを販売するオンラインショップ「app Store」での海賊版書籍が問題になっている。寫真は北京のアップルストア。
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2012年1月9日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、アップル社が中國で訴えられたと報じた。
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昨年末、裁判に敗れ中國本土でのiPad商標を失ったアップル。今度は海賊版流通幇助の罪で訴えられた。7日、新快報が伝えた。
アップルを訴えたのは作家権利擁護連盟。作家や出版社によって結(jié)成された団體で海賊版書籍流通の抑止、作家への正當(dāng)な利益還元を求めている。昨年は中國検索サイト最大手?百度の問題を提起し、大きな話題となった。
作家権利擁護連盟の新たなターゲットとなったのがアップル。iPhoneやiPad向けのアプリを販売するオンラインショップ「app Store」は海賊版の溫床になっている。厳しい審査で知られるapp storeだが、それは性的表現(xiàn)の有無などにとどまり、海賊版問題については無頓著だという。海賊版業(yè)者は「app Store」を通じて、便利な課金システムを利用している。
作家権利擁護連盟は昨年からアップル社の問題を公開の場で追及していたほか、警告書簡も送ったが、「アプリ開発業(yè)者と交渉して欲しい」との答えしかなく、訴訟に踏み切ったという。
今回、北京市第二中級人民法院に提出された訴狀では人気小説家?韓寒(ハン?ハン)など作家9人、計37作品の著作権侵害が問われている。その中には中國の出版社が版権を取得した日本の歴史小説『徳川家康』も含まれている。求めている賠償金額は計1200萬元(約1億4400萬円)。今後、他の作家による第2弾、第3弾の訴訟も予定されている。
さらに作家権利擁護連盟弁護士の王國華(ワン?グオホア)氏が気になる発言をしている?!?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=米國'>米國と中國はベルヌ條約の加盟國であり、著作権保護について両國民は同等の扱いが保証されている。米國政府はアップルの著作権侵害を取り締まらなければならない。我々は中國政府が米國と交渉するよう希望している」というものだ。
ハリウッド映畫やコンピューターソフトウェアの海賊版といった問題で米國が中國を批判する展開は多いが、その逆はきわめてまれ。中國政府は果たして作家権利擁護連盟の支援に乗り出すのだろうか。(筆者:chinanews)
■中國在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。ネットの流行から社會事情、事件、スポーツ、蕓能など中國関連のトピックを幅広く紹介している。
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