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中國メディアの新浪網(wǎng)は22日、「この隣國は中國の武器を大量に輸入、1年內(nèi)に3回発注」と題する記事を発表した。資料寫真。
中國メディアの新浪網(wǎng)は22日、「この隣國は中國の武器を大量に輸入、1年內(nèi)に3回発注」と題する記事を発表した。
記事はタイ陸軍が18日に挙行した軍事パレードで、中國が輸出したVT?4主力戦車やSR?4自走多連裝ロケット砲が登場したと紹介。VT?4は中國とパキスタンが共同開発した90?II式戦車の発展形で、量産開始は2014年以降。重さは52トンで125ミリ滑腔砲を搭載している。最大射程は3000メートルで最高時(shí)速は71キロメートル。
新浪網(wǎng)によると、VT?4はまず、2016年に中國からタイに28臺(tái)が輸出された。金額は49億バーツ(約170億円)だった。タイは17年4月にVT?4を10臺(tái)追加発注し、5月にもさらに追加発注した。記事は、「このことから、タイという小さな(國である)仲間が、わが國のVT?4を熱愛していることが見て取れる」と評した。
タイが導(dǎo)入したSR?4は中國の自走多連裝ロケット砲で、口徑122ミリの発射管を40基備えている。
新浪網(wǎng)の17年2月14日付記事によると、タイのSR?4導(dǎo)入は隣國のカンボジアへの対抗のためだったという。2000年代初頭に國境を巡る紛爭が発生した際、タイ軍は中國製の85式自走多連裝ロケット砲を裝備していた。一方のカンボジア軍は、中國製の81式自走多連裝ロケット砲を?qū)毪筏皮い俊?/p>
81式は、舊ソ連のBM?21多連裝ロケット砲のコピーで、口徑122ミリの発射管を40基備えている。中國軍の運(yùn)用開始は1981年。85式は、82式多連裝ロケット砲を885裝甲輸送車に搭載したもの。82式多連裝ロケット砲は口徑130ミリの発射管を30基備えており、82年に設(shè)計(jì)が完了した。
タイ軍の85式は射程など性能面で81式にかなわず、タイは中國からさらに新式のSR?4を?qū)毪工毪长趣藳Qめたという。
中國は早い時(shí)期から他國への武器提供を行っていた。しかし當(dāng)初は友好國確保を目的とした開発途上國への無償提供であり、武器輸出により資金を得るのは道義上の問題があると主張していた。
狀況が一転したのは79年で、武器裝備の現(xiàn)代化の立ち遅れと、外國から技術(shù)導(dǎo)入しようにも外貨が極端に不足している事態(tài)に直面して、有償の輸出で得た資金を武器裝備の更新の諸費(fèi)用に充てる方式を?qū)毪筏俊Q斷したトウ小平は「武器商人にならねば、駄目なようだ」と述べたという。それまで少なくとも建前では理想主義を強(qiáng)調(diào)していた中國外交が、現(xiàn)実主義に転向したことを示す大きな出來事のひとつだったとされている。
中國は武器輸出に極めて積極的に取り組むようになり、互いに発展途上國である隣國同士が、いずれも中國製兵器を保有して対峙(たいじ)している例も珍しくない。(翻訳?編集/如月隼人)
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