2010年11月1日、國際先駆導(dǎo)報(bào)は、イタリアの豪華客船コスタ?クラシカ號に搭乗して韓國?済州島を訪れた44人の中國人団體ツアー客が集団失蹤した事件を取り上げた。10月17日に失蹤して以來、身柄を確保された12人を除く32人の行方はまだ分かっていない。

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記事によると、身柄を拘束された12人のうち11人は中國へ強(qiáng)制送還された。船內(nèi)にパスポートが殘されていたことから、不法就労が目的だったとの見方が強(qiáng)い。韓國の警察関係者によると、事件の背後には密航あっせん組織「蛇頭」の存在があることは疑い得ないという。拘束された中國人の一部が、韓國で就労に成功した場合、仲介業(yè)者に4萬5000元（約54萬円）の仲介料を支払うことになっていたと証言した、と韓國メディアは報(bào)じている。

44人の男女の內(nèi)訳は男性が30人で女性が14人、出身地別にみると東北3省が圧倒的に多く、吉林省が22人、遼寧省が6人、黒竜江省が4人で、3省だけで32人となっている。そのほか、山東省6人、河南省5人、河北省1人。年齢別では31?41歳が23人、21?31歳が8人、41?51歳が7人、21歳以下が4人、51歳以上が2人。20歳から56歳と広い年齢層が特徴だ。さらに、今回の失蹤者では全員が漢族の可能性が高い。

韓國當(dāng)局によると、今年6月末の時(shí)點(diǎn)で、韓國に不法滯在する外國人は17萬4000人、うち中國人が最多で8萬400人を占めるという。記事は、不法就労者が減少しない原因として、韓國政府が正規(guī)ルートで韓國に渡航し就労する中國人を制限していることを指摘。韓國で不法就労する労働者の多くは人権も保障されておらず、安全や個(gè)人の利益も雇用者によって脅かされている、とも批判した。（翻訳?編集/津野尾）